日記 8月24日〜8月31日

【日記 8月24日】
さらっと降った雨は止んだが、風が強い。看板が動いたり、均一の本が飛んだり、自転車倒れたり。雨よりうるせぇ。
一日中、ネット入力作業。菅原克己全詩集はとりあえず入力せず、まだ店だけにする。なんか進んだような、進んでないような。
閉店後、雑司が谷ジャングルブックスさんへ。元は駒込・青いカバの小国くんが新しくなったジャングルブックスへ行ったことないから飲み会がてらどう? というところからはじまったのだが、10人くらいの宴に。しかしみんな、いい話持ってるなあ、笑いが絶えない。校正者の水玉さんの話はいつもありえないくらい面白い。23時解散。場所を提供してくれた、ケンさん、ユキさん、ありがとうございました。
先月、仙台から早稲田に引っ越して来た、ゆうこちゃんに雑司が谷から帰るルートを教えながら送る。以前、仙台から遊びに来てくれていた時は、泊まっていたホテルまでみんなで見送っていたものだが、自宅まで送る日が来るとは。


【日記 8月25日】
開店後、昨日の続きでネット入力と、棚出し。お客さんの出が早いなと思ったら今日土曜日か。高額商品もいくつか売れてありがたい。店では特に何もなく、今週の営業を終える。何もないのが一番よい。
閉店後、大久保のRさんの事務所へ。諸々のお話40分ほど。終わって近所の天下寿司でご馳走になる。Rさんはびっくりする高級店に連れてってくれるんだけど、同じように回転寿司とかサイゼリヤみたいな店も利用していて、そういうところがむしろ好きだ。喧騒の残り香漂うイスラム横丁を抜けて帰宅。明日は休みだが買取がある。


【日記 8月26日】
ほとんど一睡もできないまま、11時半ころ、買取に出発。所沢のちょい先まで。関越道使ったんで意外に早く到着。お客様、すでに本を縛ってくださっており、運ぶだけ。なのだが、玄関から車までの間が直射日光だったからか、軽く熱中症のようになってしまう。休憩しながら作業すすめる。結構時間かかってしまった。最後に冷たいお茶とマカロンをいただき、帰路へ。
店に下ろし、プネウマカレーと同じく高田馬場のオアシスとなってきた中川家に行こうかと思っていたのだが、食欲がない。作業しようかと思ったが目眩がひどく、やばそうなんで帰って寝た。困るよなー。


【日記 8月27日】
またまたクソ暑い。猫もぐったり。開店前に、先日買っていただいた本を高田馬場の会社へお届け。帰り、ある店の前で偏屈そうなおっさんが怒鳴っていた。聞き耳してみたところ、どうも、歩いていて、つい自転車のサドルに触れた。火傷しそうなくらい熱かった。危険だから自転車を撤去しろと。理不尽すぎる…。
開店後、昨日お預かりしてきた本の査定。まず、値がつくものとつかないものをわける。しかしながら、細かい連絡のやりとりや、日常の作業などもあり、度々中断。雨降ってきたり。独りでやっているからしょうがない。閉店間際、たけうま書房さんが寄ってくれた。
近くのベローチェでOさんと打ち合わせ。いますぐの話じゃなく1時間ほどで別れる。すごい雷。あわてて店に戻る。
21時から、9月16日のみちくさ市出店者募集。5分ほどで満員になる。ひたすら出店マニュアルを返信。さくらももこさん訃報。エッセイも好きだったなぁ。


【日記 8月29日】
開店作業していると、古ツアさんがやってきた。本を買っていただき、雑談。店猫のコトが珍しく出てきた。古ツアさんにカメラ目線で写真を撮られる。お前、俺には後ろ姿しか撮らせないのに…。
イベントのプレスリリース作成などして、15時に店番を代わってもらい自転車で神保町へ向かう。東京ドームシティホール入口で女性の団体に飲み込まれる。なにやるんだろ。ヤバい。
古書会館着いて、事務所で市場の売った本のお金もらって地下ホールへ。古書組合の本部総会。久しぶりに会う人が次から次へとで挨拶疲れた…。古書ほうろうの宮地さんも来ていて、あー組合入ったんだなーと改めて実感。終わって7階で懇親会。アワビとか北京ダックとかを先に食べる(そこは積極的)。久しぶりに古書ことば(無店舗)に会い、青いカバの小国君を挟んではなすが、相変わらずエキセントリックですごすぎる。「えっ、ぼくエキセントリックですか? 東京ドーム何個ぶんですか?」って、意味わからないよ! 最後まで楽しみ、市場で売れなかった本を自転車のカゴに入れて帰って来た。
帰って来たら、スマホ電源ケーブルが壊れて充電できない。戸山のドンキまで買いに行く。ついでに横のマックでお茶。俺以外みんな読書していて、スマホいじってるのが独り俺だけでなんか恥ずかしい。


【日記 8月30日】
本日口開けのお客様に佐渡土産をいただく。小さい頃、夏休みは母の実家の長岡に滞在していたのですが、二回、なんでなのか佐渡行きが中止になり、いまだ未踏の地。その金山まんじゅうを食べてみる。金粉がちらりとかかっている。上品な味。
店ではひたすら、本のクリーニング。無理かなー、という汚れが取れた時ってマジ嬉しい。高い安い関係なく。夕方、近所のコピー屋さんで、みちくさ市のポスター作り。チラシを拡大するだけなんだども…。閉店後、チラシの束を持って自転車で雑司が谷へ向かう。
まず、商店街さん用のチラシ、ポスターをキク薬局ガレージへ。その後、ジャングルブックスを経て往来座。久しぶりの、のむみち。名画座かんぺだったり、宝田明さんの本の構成だったり、活躍中の彼女であるがやはり活動資金の問題はあるらしく。誰かパトロンいないのかしら。すっかり長話。その後、目白へ抜け、ポポタム、貝の小鳥に配達して帰ってきた。
店に戻り、公共料金やら健康保険やら一ヶ月分の支払いを一気にコンビニで。一括払いだと金額でかくて哀しくなるんだけど、ついつい毎月そうなる。今月は余裕ないな、マジで。来月が心配だわ。
呼ばれて大久保の飲み屋でGさんと飲む。後から仕事終わりのSちゃんが合流。朝方まで飲んだ。夜と朝の間に帰る。


【日記 8月31日】
開店前、古書ソオダ水さんに、みちくさ市のチラシを頼みに伺う。階段下の看板がかわいらしいです。早稲田の古本屋界隈唯一の希望ですよ、ソオダ水さんは。
開店。お売りいただいた東洋文庫の仕分け。複数巻ものが揃ったり揃わなかったり。近日棚だし予定。本日で廃止になる、ゆうメール規格外を出しに郵便局。今日は変な人いなかった(それが普通なのだが)。
昼休み、ペヤングの激辛MAXENDを食べてみた。うん、デスソースかけたペヤングだわ。ただ、自分は部屋の机に常にデスソースを置いている人間なんで普通に食べた。辛いけども。大家さんに家賃払って閉店。明日から9月。明日終われば本当に久しぶりのお休みだ

日記 8月18日〜23日

※インスタグラム(toshimukai)では毎日更新中。


【日記 8月18日】
もう土曜日なのか…。なんだか秋らしい気持ちいい気候ですね。まぁ、気持ちいい気候でも、埃まみれの古本をゴシゴシとクリーニングする日々なんだけども。店開けて、10月7日のLOFT9 BOOK FES.2018のトークチケットがe+で発売になったのでその告知など。あとはクリーニングして棚出しひたすら。なんだか今日はすごく売れてるなーという気分でレジチェックしたら、お客様多いけど、単価低くてそれほどじゃなかった…。飲み会の予約して閉店時間
東新宿駅で元書店員のKちゃんと待ち合わせ。久しぶりだ。駅そばのpizza Kへ。マンションの半地下の通路と部屋を使ったなんか「なぜこんなことに!」という店。ただ、変な雰囲気の割に本格的な料理で安いのでたまに来る。昔話と未来の話。今の話は無いという(笑)。
11時半ころ別れて店に戻る。明日は手創り市さんに併せてひっそり雑司が谷ケヤキ並木入口で開催しているミニ古本市。その準備を1時間半ほど。10時半ごろから16時まで。来てね。


【日記 8月19日】
9時40分にジャングルブックスさんに店に来てもらい本を積んでもらう。ケンさん、ユキさん、ソーヘー。チャリで追いかけ雑司が谷。キク薬局ガレージで合流、テーブルなどの備品を積む。ケヤキ並木に到着、ひぐらし文庫原田さん。本を並べ始める。偶然通りかかった渥美書房さんにミネラルウォーターの差し入れいただく。日差しはあるが爽やかないい感じの気候である。はじまると、まったり。たまにポツポツ売れる、くらい。しかし、ケンさん、原田さん、自分の並びはテキ屋感ハンパないな、と思う。
昼休み、池袋に出る。ジュンクの通り向かい、元日高屋の場所にある羊専門店 辰へ。どこも混んでいる池袋にあって、先客1人。ラム煮込みスパイス麻辣ラーメン。普通、かな。戻って店番。ココノデラオンドさんから差し入れいただく。その後ひたすらくだらない話。それが楽しい。秩父秘境フェスの話でたところで終了。片付け。一緒に車で本を運び、雑司が谷に戻って来て解散。
夕飯、新目白通り中川家まぜそば大盛り。大盛りは無料なのだが、半端ないっす。サワーが250円。とにかく大好き、この店。酒2杯と併せて1350円。そのまま大久保の友人宅へ。


【日記 8月20日
少し早く店に行き、昨日の古本市に棚から抜いて持って行った本を戻した。開店して、文庫の値付けをする。バーコードのところがシール跡でハゲている、ちくま文庫の哀しさ。浅生ハルミンさんからLOFT9のチラシデザインが届く。昨年と違ってほぼイラストは無いけどかわいいデザイン。今までハルミンさんに仕事頼んで満足しなかったこと一度も無い。
とりあえず売れて空いたスペースの分だけ文庫を棚に入れた。ネット注文の荷造りして閉店後に北郵便局に出して、そのまま歌舞伎町へ向かった。なんだか、二丁目のラブホ街の真ん中あたりで体調が悪くなる。自販機で炭酸水を買って、ラブホの滝の横に腰掛けて飲む。食事する気もおきず、どこに行きたい気持ちも無くなった。夜だけれど、この街にとっては夜明けの時間の声を聞いて1時間ほどぼんやりしていた。自宅に帰って、暗いままの部屋で横になる。最近、やたらと死ぬ瞬間のイメージがわく。朝、目が覚めて起きようとした瞬間にそのまま意識がおちて行き、終わる。そんなシーンが繰り返される。


【日記 8月21日】
9時半すぎ、自宅を出る。足立区まで出張買取。隅田川沿いのマンション。ダンボール7箱をお預かり。大きな梨をいただいてしまった。ひらけた場所に来ると、夏らしい景色もいいな、と思う。店に戻りダンボールを下ろす。
今日はこのままノンストップで店番になるので、昼飯は弁当、と思うも、中途半端にコンビニの弁当とか嫌だな、と思い自転車で高田馬場へ。途中、三楽書房のアキヒロを発見。声をかけたら「もしかしてプネウマ?」
行き先一緒だった…。プネウマカレーさんでチキンカレー。トッピング無しの自分、いっぱいトッピング乗ってるアキヒロ。貧富の差が…。というか、自分はチリペッパーをどっさりかけて食べるのが好きなのよ。神保町へ向かうアキヒロと別れて開店。
買ってきた本の査定ひたすら。お店に入ってきたお客様に「いらっしゃいませー」と言ったつもりが「こんにちはー!」と言ってしまった。まぁ、それでも間違いというほどではないけどもなんか恥ずかしい…。さらにである。店猫が珍しくこの時間に起きて来たので、赤ちゃん言葉みたいな感じで戯れていたところ、知らないうちに店内にお客様が。記憶から消していただきたいです…。恥をかきつつ、店の細かい作業や連絡などもあり、なかなかすすまない。7割終わったところで閉店。ネット注文の荷造りしたけど、なんか北郵便局行くの面倒になって明日の朝出すことに。


【日記 8月22日】
開店前に近所の郵便局へ。外国の方が「これ、警察の人があけたりするケースあります?」と聞いていた。そんな荷物受けられないわ!
開店後、昨日の続きの査定。だけども今日はなんだか仕事関連の連絡がやたら多く。中断ばかり。店自体は先週末から8月の早稲田にしてはお客様意外に来てくださり。助かります。コツコツ査定して終わり、あと今日の業者市場に出した本の結果を見て(ネットでチェックできるんです)最終結果出してお客様にメール。ネット注文の荷造りして閉店。
北郵便局で荷出し、そのまま大久保のツタヤで「QJ」の西加奈子特集号を購入。そのまま友人宅で読書。西加奈子さんはエッセイを読んでから大好きで、あまり小説を読まない自分には珍しくほとんど読んでいる作家さん。笑い飯 哲夫が明かしたエピソード、結構ゲラなのに、バイク川崎バイクだけ「なにが面白いんですか? 私が悪いです。教えてください」と丁寧に聞いていた、というのステキ。


【日記 8月23日】
開店直後、お父さんに連れられて小学生の女の子が古本屋の自由研究をしたいと取材に来てくれた。「本は売れますか?」「売れると思う?」「思わなーい!」「あたりー!」。哀しすぎるだろ…。
本の整理。値付け前に、みちくさ市用、店用、ネット用などなど分けていく。夕方、取材受ける。明日と勘違いしていた。髪ボサボサ…。宮本くん来店。閉店後、飲みにいく。今日は誰にも会いたくない。独り飲み。

日記 8月13〜17日まで

【日記 8月13日】
開店後、100円本をどんどん作る。調子よく作っていたのだが、いざ出そうとしたら雷が! 半分晴れ、半分めっちゃ降りそうな雲。一応外の台車を中に入れたら一気に降ってきた。ああ、100円本作るんじゃなくて違う仕事すればよかった。
「売れてますかー」今日から姪っ子がうちに数日泊まりに来ているのである。小学3年生。「こんなの売れるの?」「地震来たら、とーし兄ちゃん死ぬね」。かわいい声で嫌なこと言わないの!
閉店後、歌舞伎町。居酒屋アルプスの前で待ち合わせ。今日は先日、本を売っていただいた鍋さんにお誘いを受けサシで飲み会。以前から、みちくさ市などに来ていただいているとはいえ、ほぼ初対面のようなもの。なのに誘っていただくのは嬉しい。本の話、仕事の話、大洋ホエールズの話などなど。新鮮な気持ちで話していたら23時半を過ぎていた。ありがとうございました。また!
東新宿のセブンでお茶。ついでに、みちくさ市のチラシ代金を支払う。帰ったら、勝手に出かけて遊んでくれなかったから明日はいっぱい遊んでもらうと寝る前に姪っ子が言っていたと。おじさん明日も仕事だよ!


【日記 8月14日】
姪っ子に無理やり起こされる。眠い。しかし、子供は遊んでも遊んでも疲れないんだな…。一緒にテレビ観たり、マンガ読んだり。疲れ果てて店へ。
店では経理作業を。いろいろありまして…。コツコツやったけど半分しか終わらない。あとは明日やろう。新宿北郵便局に荷出ししてから高田馬場。いつもお世話になっている整体の高田馬場施術室。5年くらい前に腰が重症になった時にたすけていただいて以来通っている。相性がいいのか、本当に効果てきめんすぎて怖くなる。
帰るとまた姪っ子との遊び時間が始まる。ようやく眠たくなってきたのか解放され、部屋でぐったりしていると、11月のみちくさ市トークに出演依頼をしていた方から引き受けていただけるとのお返事メールが。とてもお会いしたかった方なので嬉しい。


【日記 8月15日】
今日も姪っ子に起こされる。あまりにもハイテンションでもたないので、これ読みなーと清野とおるさんの『東京都北区赤羽』を渡したら静かに読み出した。おお、上手くいった。ウトウトしながら隙をみて二度寝
開店時間少し前にあちこち銀行で記帳する。開店して今日も経理作業。閉店間際に終わる。あれこれプリントアウト。もうやだ…。
北郵便局に荷出しへ。よくいるのだが、身勝手なこといって窓口占拠して大行列作ってるおっさんがいるので後ろからずっと「呪われろ〜呪われろ〜」と念を送っていたらガチで疲れた…。で、店に戻ってきたら、蛍光灯が切れた。人を呪ってる場合じゃない…。呪詛返し?
店に戻りメールの返信など。明日のことを考えると気が重い。疲れ果て足を引きずるように帰宅途中、いつも通る道なのに初めて気付く、コンクリートの隙間から生えた立派な百合の花が。なんでこんなとこで咲いたのだろう。しばし眺める。


【日記 8月16日】今日は出かけなければいけないのだが、親父が体調悪いというので店は臨時休業にした。持っていく書類の最終チェックをして、自転車で新宿まで。久しぶりに西新宿の副都心エリアへ。小田急第一生命ビルに到着。このあたりに来たのは数年前の杉作さんの花見以来ではないか。しかしながら今日はそんな楽しいことではなく、新宿税務署が行き先なのであった。以前の建物が改築中なので、現在はこのビルの中にある(ちょっとだけ遠くなった)。親父の負債な訳だが、まぁ、しょうがない。親父は税務署の人に「話すに値しない人」と言われてるし(どんなだよ…)。資料提出して、聞かれたことを全て説明する。2時間超えるやりとり。ホント疲れた。少し二階のロビーで休んで新宿を後にする。
昼飯食ってないので、大久保に出て天下寿司。なんかホッとしました。去年だったか、お金持ちの知り合いが連れてってくれた表参道の某高級寿司店はもちろん美味しかったが、自分には天下寿司の雰囲気で食べる方がより「好み」だと改めて思う。帰り裏道の百人町。東京無線自動販売機を久しぶりに見る。かわいい。店に到着。雑務を20時まで。
誘いあるも今日は出かける気になれない。自宅でおとなしくしていたら、ついに姪っ子が、「トトロみたいに透史おにーちゃんのお腹で寝たい」と言い出す。勘弁してくれ。


【日記 8月17日】
朝、姪っ子が外に遊びに行きたいいうから一緒に歩いて甘泉園公園まで。自由に遊ばせて、自分は座っていたら、知らないおじさんに「娘さんかわいいですね」と言われた。面倒だから「はい」って答えた。そこへ姪っ子が戻ってきてそのおじさんが「お父さんと一緒でいいねー」と言ったら「パパじゃないよー」って答えて。完全に不審者扱いだわ!
開店。立石書店の岡島さんから帰省のお土産で、万代そばのカレーをもらった。これレトルトも結構美味しい。新潟も10年ぶりくらいに行きたいなあ。ちなみに母親の実家が長岡(ほとんど小千谷寄りだが)。新潟は毎夏競馬場に来ていた。新潟競馬場は日本で唯一1000メートルの直線レースができるのだ(ただ、駅から遠すぎるわ…)。楽しい時代の思い出…。夕方、弟が迎えに来て姪っ子が帰る。俺の時間が帰ってくる…。寂しくなくはないけども。
一日中、本の整理。今日はまとめ買いのお客様多く助かりました。なかなか決まらなかった打ち合わせの日程も決まった。
歌舞伎町へ。花道通りで偶然にNちゃんに出会ったんで一緒に日高屋。ただひたすらにくだらない話。レモンサワーが気持ちに滲む。スマホでネットにあがっているミュージックステーションの欅坂を観る。

本日18日よりe+にてトークチケット発売開始です。各回2000円+1オーダー。


LOFT9️⃣ BOOK FES.2018


10月7日(日)
会場 LOFT9shibuya

トーク3本と古本市

◎「覚醒めよ! 2」能町みね子×サムソン高橋×石丸元章×カンパニー松尾
昨年好評だった、何が飛び出るかわからないフリートーク「覚醒めよ!」が再び開催! 新たにカンパニー松尾監督を迎え、カオス度「増し増し」です。
チケット受付⇒ http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268892P0030001


◎「1990」小林勇貴×テンテンコ
1990年に生まれた二人。「全員死刑」「孤高の遠吠」の映画監督・小林勇貴とミュージシャン・テンテンコ。今、注目を集める時代に媚びない二人のスリリングな初顔合わせトーク
チケット受付⇒http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268889P0030001


◎「言葉の外側へ」ダースレイダー×文月悠光
お互いの表現に欠かせないもの「言葉」。ラッパー・ダースレイダーと詩人・文月悠光が言葉について、その表現方法について自由に話す90分。
チケット受付⇒ http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268888P0030001


イベント詳細 http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/95350

日記 8月4〜10日

※インスタグラムで久しぶりに日記をはじめました。思いつくままの、エッセイ風じゃない感じで書きます。1週間たまったら、こちらに転載します。


※お盆は休まず営業予定です。雨がずっと降る、みたいなときは臨時休業します。天気次第…。


※今年の「LOFT9 BOOK FES2018」の概要を発表しています。トークチケットは8月18日(土)イープラスにて発売開始です。
詳細はこちらで
⇒ http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/95350


【日記 8月4日】
ツイッターで今日から開催されるロッキンフェスの情報を検索してから店に。開店後、近所の知り合いが次から次へとお菓子を持ってきてくれた。いらなくなったやつをただ持ってきているだけな気もするが…。もらいすぎて今度は自分が近所に配る。いつまでたっても仕事がはじまらない。
ようやく昨日の続きのネット入力を。店は暇。高額商品が売れてるので売上は悪くないのだが、同じ金額でも、ホームランだけじゃなくて、打線がつながって得点を重ねるほうがやっぱり嬉しいじゃないですか。まあ、理想は理想でなんでもいいんだけども…。
閉店間際、和歌山からのお客様。60代くらいの男性、早稲田卒業だそう。卒業以来の上京だとか。自分が小さい頃だってもうほとんど面影ないからなあ。そういえば早稲田の老舗蕎麦屋「三朝庵」さんも閉店になるらしい。
閉店後、ヤボ用で歌舞伎町。昨日も写真撮ったんだけど、職安通りの、かに道楽もどきみたいな「カニのくに」って店が気になっている。その後、大久保の知人宅。明日はお休み。今週もありがとうございましたー。


【日記 8月6日】
いよいよ早稲田大学も本格的な夏休み。毎年思うけど、どうやって生きていけばいいのか…。昨日の飲み残した水で打ち水。いくつかメール返信してるだけで昼休憩の時間に。
つい先ほど、本を売りたいのだが見てもらえるかと店に来てくださった方のお宅へ。自転車で数分の場所。亡くなったお父様の蔵書とのこと。だいたいの査定額を告げる。お母様はまだ処分したくないらしく、気持ちの整理がついたらまた連絡をくれるとのこと。蔵書には人の面影が間違いなくありますからね。
なぜか自転車を忘れて歩いて帰って来てしまい、また取りに行くという無駄な時間を経て昼食、チャーハン。
しかしお客さん少ない。7月は夕方からのお客さん多かったけど、それもないのが8月。ちょっと、みちくさ市関連のことで調整があり、今日はやりたい仕事ができなかった。閉店後、時間外窓口がある新宿北郵便局へネット注文の荷出し。大行列。正直、通常郵便業務と不在郵便の受取は窓口分けて欲しいよなあ。
その後、高田馬場「おとんば」へ。もつ焼きのお店。「みつぼ」ほどに混まないし美味しく安い、良い店。串は90円だけど絶品だし、低温調理の内臓刺身盛りも良い。で、今日は初めましての方と会食。バイスサワーが進みます。楽しい夜でした。そういえば、雨、降らなかったな、まだ。


【日記 8月7日】
霧雨。開店後、youtubeで「ガリレオ2」観ながらネット注文の荷造り。香椎由宇とか懐かしいな、なんか。その後、税務署の方が来てあれこれ話す。親父の負債は本人ではなく全部自分が対応しなくてはならない。頭下げるしかないが、それだけはどうにもならず。非常にピンチだ。ただ、ある意味、自分がやることは絶望というか、希望の無さが原動力みたいなところもあり、独りでなんとかやっていくしかない。それでいいのだ。
9月16日開催みちくさ市のサイト直し。フリマ枠は8月27日(月)21時から募集開始になった。ツイッターとブログで発表した。 https://kmstreet.exblog.jp/
原稿書きもしなくてはならないが、なにもやる気がおきない。店を閉めて早稲田通りに出るも、深夜のように誰もいない。自宅へ戻り、眠れないけど、部屋を暗くして目をつむる。


【日記 8月8日】
台風せまる雨。看板とか最低限のものだけ外に出して、やってるんだか、やってないんだかの営業形態。昨晩、精神がダークサイドに落ちてしまい、あまり眠られずに睡眠不足。昨日できなかった連載原稿を書く。途中、何を思ったか店猫コトがこんな天気なのに外に出ていってしまった。えーっ、と思い迎えに外へ。周辺をずぶ濡れになって呼ぶもいない。しょーがないので店に戻ると、椅子の上に座っていた。にゃろめ。18時すぎ、原稿ができたので閉店。
自宅に戻ってようやくロマン優光『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コア新書)を読む。サブカル周辺が好きなのは間違いないのだが、基本は「プロレス」オンリーだった自分はあまり知識がない。正直、今でもまだ自分の中の体育会系と文系とか、ハプニング好きと安定志向とか、いろんな矛盾を飼いならせていないというか、すべてが中途半端なのである。前向きな波風を起こすのは大変だ。プロレスは一人じゃできない。最大の敵だけど最大の味方というアンビバレントな存在が必要だから。プロレス者は、ずっと自分にとっての、そんな存在を探しているのだ。


【日記 8月9日】
開店して、ひたすら100円均一に追加出す。今日も静かな街。先日のラジオDJで話題の村上春樹。現在たくさん文庫の在庫があるのだが、全く売れない。文学が弱いうちでも前は売れたけどな。うちだから売れないのか、いまはどこもそうなのか。
明日の、みちくさ市トーク打ち合わせの確認連絡をする。今回は豪華ゲスト。たまりあの二人がどんな会話するのか楽しみだ。そのままLOFT9の小林勇貴監督とテンコちゃんのトークの打ち合わせ日程確認連絡。監督が現在放送中のテレビ東京のドラマ「GIVER」撮影だったため、まだ顔合わせできていないのだ。多忙な方との調整は大変だ。
一通り連絡終えて、本の整理。売れ残りを値下げしたり、100円にしたり。閉店まで。
郵便物を出しに新宿北局へ。途中、高齢者に単純作業仕事を斡旋する作業所があるのだが、少し前からその駐車場に「ご自由にお持ちください」とあり、横にケースが。気になってたけど、いつも急いでいて確認しなかったんだけど、今日は覗いてみた。暗くてわからないのでスマホの明かりで照らす。そこには……ザリガニ! めちゃくちゃビックリしたわ!


【日記 8月10日】
店に向かう途中、久しぶりにタクシーおばちゃんに出会う。タクシーが見えてないのに「タクシー! 止まれー!」と言い続けるおばさん。開店後、本の整理。値つけをひたすら。4時に店を代わってもらい高田馬場へ。今日はみちくさ市トークの打ち合わせ。先に打ち合わせ場所の喫茶店ロマンへ。能町さんがミルクセーキの本で紹介している店。とても落ち着きのあるいい店である。昼飯食えなかったんで早めに来てナポリタンを。出てくる前の、匂いだけが先に漂ってくる幸せな待ち時間もいい。
時間になって一番最初にゲストの方がやってきた。作家の角田光代さん(明日発表だけど、まあいいや)。で、小泉りあちゃんとマネージャーの岡田さん、姫乃たまちゃん来てお話。角田さんみたいに一線で活躍されている方にジャンル違えど、仕事について二人にどんどん質問してもらいたい。
りあちゃん達と別れ、角田さん、たまちゃんと早稲田へ。ラム肉専門店の羊のロッヂへ。編集者のTさん、浅生ハルミンさんが来て始まる。フルハムロードとか懐かしい話を。楽しい3時間でありました。たまにはこんな日もないとね…。
トーク詳細・予約受付中 https://kmstreet.exblog.jp/18596651/

早稲田青空古本祭(掘出市から名称変更しました)
2017年11月13日(月)〜18日(土)10:00-19:00(最終日17時まで)
会場:早稲田大学構内10号館前広場(大隈像裏)14軒参加。
★雨天決行 ★会場でカード支払可です。


"街が舞台の雑司が谷大文化祭"
第39回 鬼子母神通り みちくさ市
2017年11月19日(日)11時〜16時 鬼子母神通り商店街にて
一般参加の古本フリマ。トーク、ブングテン、落語会も同時開催。手創り市さんも同日開催!
http://kmstreet.exblog.jp/

出演します。

『台湾人の歌舞伎町――新宿、もうひとつの戦後史』刊行記念
稲葉佳子(大学講師)×青池憲司(映画監督)×向井透史古書現世トークイベント
「それからの歌舞伎町、それぞれの歌舞伎町」


戦後、焼け野原に生まれた興行街・歌舞伎町になぜ台湾人が集結したのか――
その疑問から始まった本書の取材は8年に渡った。


新陳代謝が続く歌舞伎町は
その後、二代目三代目の時代に移り、
戦後第一世代の台湾人をオールドカマーだとすれば、
ニューカマーも続々とこの町にやってきた。


町を去る者、新たにやって来る者――
この地域をフィールドワークしつづける著者ふたりと、
新宿に生まれ育った古書店主が
この町の移り変わりを語りつくす。


日 時◆2017年11月2日(木) 19:00開演/18:45開場
会 場◆紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
参加料◆無料でご観覧いただけます。
受 付◆10月10日(火)午前10時より店頭またはお電話にてお席のご予約を受付いたします。(先着50名様)


ご予約電話番号:03-3354-5703
新宿本店3階売場直通(10:00〜21:00)


★プロフィール★
稲葉佳子(いなば・よしこ)
1954年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科兼任講師、
新宿区多文化共生まちづくり会議委員。
著書に『オオクボ 都市の力――多文化空間のダイナミズム』ほかがある。


青池憲司(あおいけ・けんじ)
1941年生まれ。映画監督。
最近作は被災地住民の6年間の復興過程を記録した、
『まだ見ぬまちへ〜石巻・小さなコミュニティの物語〜』(来春公開予定)。


向井透史(むかい・とうし)
1972年生まれ。早稲田の古本屋「古書現世」店主。
鬼子母神通り みちくさ市」「LOFT9 BOOK FES.」の運営代表。
著書に『早稲田古本屋街』『早稲田古本屋日録』がある。


詳細は紀伊國屋HPにて
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20171012105311.html