夜の街をぶらり池袋へ

夜更かししたので眠い。しかも柔道やったせいで筋肉痛だよぉ。今、ローキックくらったら一瞬でKO負けだ。座談会まとめの続きを。雨との闘い、昭和終わりの自粛ムード開催のことなどをまとめる。それにしても青空古本祭というのは雨との闘いの歴史だ。どこが「青空」なんだよってぐらいの。去年も3日連続の雨だったし(3日間一瞬たりともやまなかった。あっぱれ)、3年前は初日に台風がきて設営会社からテントたたまないと危ない言われて途中で中止になったり。調べたら梅雨どきより雨の確率が高いそうで、この頃は。今年は初日が土曜日。とりあえず前2日だけは晴れてほしい。


昼食前、サボって、たざわ書房の『猫の手帖(原本)』(昭和53年)を読む。雑誌『猫の手帖』の創刊準備号として出されたものらしい。川本三郎さんの猫の写真がかわいすぎ! お風呂の綴じ蓋にチョコンと座った猫と湯船につかる川本さん。ステキだ。


午後もずっと座談会まとめ。閉店直前に終わる。筋肉痛は追い討ちをかけたほうが早く治るので、歩いて池袋まで行く。こちらからだと坂道がきつい。早稲田の地元中学生だと、遊ぶのに「新宿派」と「池袋派」があった。早稲田はちょうど真ん中なので、どちらも自転車なら5分ぐらいで行ける。自分は新宿派だった。なんとなく「目白→池袋」より「新大久保→新宿」という街の流れが好きだったので。怪しい人が多いのも観察していて楽しいのだった。よく友人と自転車で新宿まで映画を見に行ったものだ。なので、池袋までの道のりはなんとなくシックリこないのであるが。ジュンク堂到着。馬場、早稲田以外の新刊書店はひさしぶり。エスカレーターで2階へ。鉄道コーナーに迎えられビックリ。趣味のコーナーを横目に見て歩くと面白い。その棚のジャンルっぽい人がキチンといるのが楽しい。今日は近代ナリコさんの『インテリア・オブ・ミー』を買いにきたのだ。あったあった。しばらくウロウロして一階へ。「週刊プロレス増刊」の橋本真也追悼号と一緒に清算する。どんな組み合わせだよ!

インテリア・オブ・ミー―女の子とモダンにまつわるあれこれ

インテリア・オブ・ミー―女の子とモダンにまつわるあれこれ


帰ってきて夕食後、店で「早稲田古書店街即売展史」の年表作り。去年も載せたのだが、それに青空古本祭のことを付け足して製作。今年から見る人もいるだろうし、流れがわかったほうが面白いと思うので。1時半だ、帰ろう。続きは明日。


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