寒すぎるよ!

ここ数日にお客様から直接売っていただいた本の値つけをひたすらに。ほとんど外市へ。絵本関係の図録とか書物関係とか、その他まだ出て間もない新しい本とか。閉店間際にようやく終わる。


郵便局へ行く際、怪しい雰囲気を背後に感じる。某書店さんだった。「お前の身体、風よけにいいな。そこの信号まで頼むわ」。なんてことを!(ある意味正しいからムカツク)


お昼休み、松潤主演のドラマ「バンビ〜ノ!」再放送を見る。ホールの北村一輝が怪しすぎる。どうなったらあんな笑顔になるんだろうか。役としてはステキな人なんだけども。


2月9日〜3月2日に開催する「ブックマーク・ナゴヤ」のチラシが届く。あれこれありすぎて何を紹介すればいいのかわからないので、HPをご覧ください。
http://www.bookmark-ngy.com/


来週にチラシ印刷なので、3月の外市の概要を発表します。メインゲストは九蓬書店さん。「くほう」と読みます。まだ独立したばかりの30代前半。写真集などを中心にとてもいい品揃えで有名な九曜書房さんで働いていたのであります。店舗は無し。とてもいいセンスをしているので、楽しみにしてもらっていいですよ。三楽書房もラック棚で参加します。
 それから、ちょっと早いけど5月の外市、正式に5月3〜4日で開催します。5月3日は一箱古本市の2日目の開催。ハシゴ、よろしく。そうです、堂々と「コバンザメ宣言」をします!(おいおい)

「外、行く?」
第7回 古書往来座外市〜1周年だよ、全員集合!〜


2007年2月24日に第1回を開催した外市もおかげさまで1周年。往来座の外壁にズラリ2000冊の古本から雑貨、楽しいガラクタや古着まで。包丁研ぎの実演もあります。敷居の低い、家族で楽しめる縁日気分の古本市です。


■日時
2008年3月1日(土)〜2日(日) 
1日⇒11:00〜20:00(往来座も同様)
2日⇒11:00〜17:00(往来座も同様)


■雨天決行(一部店内に移動します)


■会場
古書往来座 外スペース(池袋ジュンク堂から徒歩4分)
東京都豊島区南池袋3丁目8-1ニックハイム南池袋1階
http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/


▼メインゲスト
九蓬書店(無店舗・目黒区)/三楽書房(早稲田)
その他、わめぞオールスターズ、わめぞメイツ多数参加!


■今日買った本のコーナー
荒俣宏編著『大都会隠居術』(光文社文庫
金峯堂書店店頭50円コーナーにて。「贅沢とわがままにあこがれながらもなお、世のしがらみを脱しない得ないでいる不運な男子諸君に贈る、危険な福音」という都市隠居に導くアンソロジー。「章」は「ステップ」としてあり、「第1ステップ」からし大岡昇平「男は溺れる」、安藤鶴夫「亀太郎(抄)」、永井荷風「西瓜(抄)」なんてシブい。各文章の前には作品についての荒俣宏によるミニ解説がつく。「亀太郎」については「編者は中学校以来の安藤鶴夫ファンであった。当時、かれを「安鶴」と呼んでは通人をきどり、自分でも学内雑誌に「安藤ツル」のペンネームで執筆していた」という具合。なかなか楽しい。「第3ステップ」にある東京朝日新聞の明治43年元旦からはじまったという「物好銘々伝」の再録も。「犬の啼声研究家」やら「蛙の採集」やらの人物伝。第4ステップの「骨董、味道の悦楽」は文庫化に際し増補とか。青山二郎魯山人の文章で綴られる。これが50円で買えるなんて古本っていいなぁ。