10回目の外市、2日分!!

sedoro2008-09-07

外市2日分のこと。


毎回ステキすぎるガラクタを出品の上り屋敷さん。今回はなんと摸造刀が。模造品とはいえちょっとまずいのではないかと店内に持っていくと、「年齢だけ30過ぎだが脳内は中学生男子」な、わめぞ民が振り回しはじめる(というか自分が最初なわけだが・・・)。もちろん"リアルクラウザー"武藤さんも装着(写真)。とても男前だったのだが、リコシェの豆ちゃんが「あっ、農民が刀持ってる〜」と。ステキだ。


あちこちで「あっ、午前中なのにハルミンさんと木村さんがいるっ!」と声が・・・。


魚雷さんが「このあいだたまたま店に行ったら預かってしまった」と持ってきたのは、にわとり文庫第2の店員ゼリアちゃん(貯金箱)。こんなデカいものをこの暑さのなか自分のものでもないのに持ってきた魚雷さん・・・ステキだ。


「王子」と呼ばれる男、古書文箱で出品している白シャツ王子Uくん。いつのまにか、馬鹿まるだしの、わめぞメンバーにすっかりなじんでかわいがられている。退屈君と双璧の弟分である。王子は必ず外市でアイスを何個も食うのであるが、誰に聞いても「王子もう2個目」「3個食べて1個目と3個目がソフトクリーム」とかチェックされているのがおかしい。


外のベンチで居眠りしていると、揺り起こされた。どうせ武藤だろう、と「アン?」とガンたれ気味に顔をあげると海月書林の市川さんだった・・・。心臓が止まりそうになった。


武藤良子が男性女性関係なく無理やり自分の売り物「男同士のSEXマニュアル」という本の前書き「本書はゲイの専門書ではありません。男同士で気軽に性欲処理をしようという、画期的な男同士のSEXのマニュアル本です。」とかいうのを見せてまわっている。さんざん瀬戸君に自分専用棚「チョモランマ」を製作させたときに「乙女っぽくないとヤダ!」とか言ってたのに持ってくる本がそれかよ!


お客さんも多く、なかなかの売上で初日を終えた。昨日もさんざん飲んだのに今日もまた飲みに行く。王子が終電逃がして帰れなくなった。「だから」とか言ってそのまま朝までカラオケに王子、退屈男の文系男子二人を引き連れていく女王・木村衣有子。またの名はドラゴン。かわいい笑顔に大胆な行動。おそるべし。


2日目、ちょっと遅刻した。日曜日はまったりスタート。2時ぐらいにならないとお客さんが増えない。今日は塩山芳明御大が登場。毎回、外市にきた時にはまず軽く南陀楼さんの2か月分をディスり、内澤旬子さんのすごさ(こわさ)について話すのが恒例。なんだかんだいっても塩山さんは南陀楼さんを愛しすぎだ。


朝、"ファンタジックシンガー"Pippo制作のゲーム「鳴き虫大相撲」のお盆の中に本物のカナブンの死骸が。Pippoいわく「さみしかったんだよ」と。そんな会話をしていると立石・岡島さんが後ろから「でもそれ、鳴かねぇだろ。仲間はずれにされた上にリンチされて死んだんじゃね?」と。鬼。ていうか鳴き虫たち、紙だし。ちなみに今日、通りすがりの子供と真剣勝負を。あっけなく負けたぜ。


昨日来られなかった晩鮭亭さんが来て、わめぞ文庫を購入。武藤さんにサインを頼むと「じゃあ、書く間これ読んでて。前書きだけでいいから!」と「男同士のSEXマニュアル」を。それを律儀に読む晩鮭亭さん。ステキだ。


俺がいないあいだに会場前を神輿が通ったらしい。武藤さんに「どうだった?」と感想を聞いたら「半ケツがいっぱいだった!」。


終了間際に突然の豪雨。そのせいで片付けが難しいことったらもう。というのも、外市の撤収というのは、「往来座の均一台の復活」なのである。車に積んである均一本を下ろさないと何もできないのだ。すべての段取りが普段と違う。試行錯誤しながらなので時間がかかる。とはいえ、最初の頃の晴れの日の片づけより早いんだから、進化したものだ。初日なんかあの会場が20分で撤収完了したんだからすごい。


打ち上げは恒例の「世界の山ちゃん」。毎度毎度のバカ騒ぎ。今回は、九州から上京したブログ「正式の証明」(現在プライベートモード)のu-senさんを退屈クンが打ち上げに誘ったので来てくれた。そうかぁ、退屈クンより若いのかぁ。ていうか、いい年して紙のミサイルとか飛ばしたりしている変な人たちの群れを見てガッカリしなかったか心配だ・・・。


なぜか退屈君のデジカメを使って王子の撮影会を開催。いろんな帽子をかぶらせ、ポーズまで指示する。なぜか王子も嫌がらずにすべて受け止めている・・・。解散後、退屈クンに武藤さんが「これ、プリントアウトしてこい!」と指示をしながら、その間に帰るという意味のわからなさ。退屈君が「王子の写真、こんなにいっぱいどうすれば・・・」と悩んでいた。


u-senさんも池袋宿泊だというので、10人ぐらいで二次会。BOOKONNの中嶋さんも。ジュンク前の「味好屋」。またくだらねぇ話ばっか・・・。なんかでも、みんなを見ていると、行動に意味なんていらないし、それでもなんとかなる、という感じがして頼もしい。あぁ、祭りが終わった。


外市にご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。これから、わめぞは月の湯に向かって驀進します! よろしくお願いいたします!


次は早稲田だぜ!

「読書の秋」はワセダから・・・ road to 月の湯(2)
第23回 早稲田青空古本祭


早稲田大学から高田馬場駅前まで約30軒の古本屋が並ぶ早稲田古書店街、年に一度のバーゲンセールです。神社の境内に古本ズラリ、毎日追加でのべ30万冊が並びます。わめぞメンバー古書現世立石書店が運営に参加している「わめぞ」誕生以前から続く定番イベントです。


■日時
2008年10月1日(水)〜6日(月)
午前10:00〜午後19:00(最終日17:00閉会)
■会場
八幡宮境内(早大文学部前)
地下鉄東西線早稲田駅下車 徒歩3分
JR・西武新宿線 高田馬場駅下車 
駅前から学バス「早稲田大学正門前」行き乗車。「馬場下町」下車・会場前


■会場で1000円以上お買い上げのお客様にもれなく、早稲田古本街の「協力店」で使える1割引券を差し上げます。会期中は何回でも使用可能。(一部商品除く。店で問い合わせください)


便乗の「わめぞ」イベントもあるよ! 早稲田青空古本祭期間中の5日(日)に、会場すぐ下の立石書店にて、わめぞの一部メンバーによる「立石書店外市」とでもいうべき「わめぞ青空古本祭」を開催。併せてご来場くださいませ。

第2回 わめぞ青空古本祭 


■日時
2008年10月5日(日) 雨天決行(一部店内に移動します)
11:00〜19:00
■場所
立石書店 外スペース(穴八幡宮本殿側出口すぐ下)