副都心線で新宿へ

sedoro2008-09-22

早稲田青空古本祭の単行本準備が終わったので、文庫の値つけに入る。古い岩波文庫なんかも。紀伊国屋書店のフェア担当Yさんから電話。ありがたいことに結構売れているようで、古本の在庫が少なくなったので追加してほしいという。岡島さんが浅草松屋で忙しいので、瀬戸くんに電話。二人でパパッと準備して、夕方に追加しちゃおうということになった。まだ見に行ってないし。文庫作業を一時やめて、準備する。納品書も書く。


4時に店で挨拶代わりの打ち合わせ。11月にある豊島区の商店街フォーラムに「わめぞ」も呼んでいたたくことになったので。副都心線沿線商店街によるパネルディスカッションに登場予定。ていうか、ちゃんとした商店街さんに混ざって出ていいのか。ある意味「わめぞ」はネタだし・・・。政治家来るみたいだし・・・。


5時に出発。副都心線西早稲田駅のホームで瀬戸君と合流。そのまま乗るも、俺が勘違いして「新宿三丁目」を乗り過ごし「北参道」まで来てしまった。すまん・・・。新宿三丁目はキラキラして、陳腐な言い方だが未来都市みたい。瀬戸君と「東京はすごいとこやー」と上京したばかりの青年のような感じに(新宿区在住なのに)。新宿はJRの駅のほうまで地下通路で結ばれているので、そのまま紀伊国屋の地下まで歩く。5階へ行き、追加本60冊ぐらいを納品。ブラブラとフェアを見てたら声をかけられた。わぁ、晩鮭亭さんだぁ。ビックリしました・・・。


あれこれと新宿歴史博物館の図録類を購入。もちろん「田辺茂一と新宿文化の担い手たち」(1100円)を購入。前から店に入ってきても売りたいから自分用にできなかった図録。ようやく自分用にゲットだぜ。あと、これも欲しかった「ステイション新宿」(1000円)もあったので購入。『早稲田古本屋街』(未来社)執筆時に図書館で見て、いつか欲しいと思っていたもの。もちろん新宿駅の歴史なのだが、中に「新宿にあった遊園地の話」という項目があるのだ。これに図書館で夢中になったのであった。「新宿園」といって現在の新宿5丁目付近に大正13〜15年の短い期間だけ存在したそう。それから「新宿盛り場地図」(500円)も購入。昭和10年ごろの新宿の「火災保険特殊地図」(簡単に言えば住宅地図)を編集したもの。広げるとデカい地図で、裏面には当時の写真やら年表やらがついている。買わなかったけど「キネマの楽しみ 新宿武蔵野館の黄金時代」もあったよ。1500円だったかな。あと、宇野亜喜良グッズもたくさんあった。カップ&ソーサー、ちょっと怖いっす。もちろん無料のフェアパンフ「新宿、紀伊國屋書店60s70s」ももらった。最終ページにひっそりと「わめぞ広告」が。瀬戸くん作です。


帰ってきてあれこれ残業中。