みちくさ市!!

いやぁー終わりました。外市なんかの打ち上げよりも早くはじまったせいか、早めに終わり、そのまま寝て、気づいたらもう昼近くだった・・・。寝過ぎです。


みちくさ市、無事、終了することができました。ご参加いただきました皆様、ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。わいわいと賑やかな一日でしたね。簡単ですが、一日のあれこれを。


朝6時40分ごろ、旅猫雑貨店でブログなどに晴天につき本日開催の案内を掲載。そのままキク薬局倉庫へ行き、まずは目白通り側の古本市会場へラックを転がし(瀬戸君制作の「ラック楽(らっくらく)」があるので本が並んでいるラック棚を移動することができるのだ)、設置。会場設営を終えて一度封鎖。次に、鬼子母神側の会場へ本とラックを運ぶ。こちらは本部から遠いので朝陳列。パパッと終えてシートがけ。宅配便で届いた箱を各出品場所に配置。9時過ぎ、受付開始。9時半すぎ、魚雷さんから電話。「今起きた」。ステキだ。


Pippoのところがなんだか宗教的なブースになっていた・・・。本日”ファンタジック修行”の名目でPippo手伝いに来ていた某古書店店員N君がそこにたたずむ姿がステキだった。


午前中はそこそこという人出。午後からどんどん増えてきた。鬼子母神側の会場へ行くと武藤さんがすでにビールを。ちょうど黒岩比佐子さんが来たので武藤さんを紹介。「あれが武藤さん・・・」。最初の会話が「武藤ハゲ問題」。ステキだ。武藤さん、すでにビールを飲み、「「豊島屋」(焼き鳥屋さん)行ったらまだ焼けてなかったよ」と。もう買いにいったのかよ!その後、ビール片手に焼き鳥をつまみながら「オイラこういう古本市がやりたかったんだよー」。ベクトルが違いすぎるだろ! しかも会場すぐ前の酒屋「甲州屋」さんに「夏は生ビール売ってくれねーかなー」。だそうです。


あちこちの町会や商店会の方がいらしていて、キク薬局さんが紹介してくださる。挨拶疲れ。チラシがすごい勢いで無くなるので、キク薬局さんのコピーがフル稼働。それを持ってあちこち走りまわる。毎回イベントが始まると居場所がなくなる自分。参加者の方にペットボトル配ったり雑用ひたすら。使い走りです。


岡崎さんは一番はしっこの会場に。人の流れがあまりないところで申し訳ないっす。最終的には一緒に出ていたコウノちゃん共々、本も売れたようでよかった。岡崎さんが「おみくじ」をひかせていたのだが、「凶」が出た場合、厄払いの方法が「向井の腹をなでる」に。知らない方になでられましたよ・・・。不忍ブックストリート青秋部のイシイ&ナカムラコンビにまで。あぁ羞恥プレイ。いや、楽しかったんだけども。


鬼子母神側会場に戻ると、わめぞの看板娘うーちゃんがみんなにりんごを配っていた。それを胸に2個いれて巨乳ごっこをしている武藤さん。いい年して・・・。風がふくとケヤキの葉が映画のように舞い落ちる。すごくいい風景だった。持って帰ってきたプラケースにはこんもり葉が入ってたけど・・・。


”王子”でおなじみ古書文箱のU君。なぜか店番をアスファルトの上に新聞を敷き正坐で。「ひとり座敷牢」としてちょっとした評判に。


午後は帳場に入ったけども、まぁ、気持ちいいぐらいよく売れた。これぐらい売れると店番も楽しくてしようがない。でも陽が落ちてくると寒い。上着を本部に置いてきてしまったので寒すぎる(場所によっては午前中から寒かったようですみません)。そんな中、鼠先輩の本「ザギンでシースー」に瀬戸君がはまってしまい、後半は自分も含めて何を聞かれても「ザギンでシースーで!」と答えるようになってしまう。「台車どうする?」「ザギンでシースーで」。すみません、わけわからないですよね・・・。本は結局100円におまけして「HB」の橋本君に買ってもらった。


4時終了。まだお客さんがいたので、なんとなく続けてしまう。武藤さんと二人という「貧乏同盟」になっていたので、「これ以降売れた分が飲み代だ!」とか頑張ってたら瀬戸君が戻ってきて「なにやってるんですか・・・向こうはもうみんな撤収終わってますよ・・・」と言われた。


その後、完全に撤収を終えて、すでにみんな戻っている往来座へいそがないとと商店会の方々へ挨拶をすませてからリコシェの豆ちゃんと自転車であわてて向かうと、すでに暗闇になっている鬼子母神ケヤキ並木のところに備品を横に椅子に座ってブルブルふるえている瀬戸君が・・・。「あのー、僕、忘れられてるんですかねー・・・」。瀬戸君には悪いが、今思い出しても笑える姿だった。


今回はプレ開催ということで、まぁ、こんな感じです、というお披露目開催です(お客さんに向けてだけじゃなくて商店街の方々へも)。まだこれから、今回の開催を受けて、どのように商店街さんのほうが受け止めてくれるかということも含めて話し合い、2009年春には定期開催化してスタートさせたいと思っています。今までの「わめぞ」はまぁ、面倒なことからの脱却として自分が主催者になるという方向だったわけで、この「みちくさ市」はまたちょっと違うんですけれども、でもやるしかないですね、やっぱり。将来にむけてやらなきゃいけないことがあるような気がします。まだまだ至らぬ点だらけですが、また一緒に楽しんでいただける方がいますよう。本当にありがとうございました、そして今後ともよろしくお願いいたします。