円盤へ行ってきた

開店作業をしていたら、お店の前でダミ声のおばさんがスマホで「あのクソババアなんざ生ゴミの袋に入れて捨てちまいたいよ」と話していた。怖い。昨日の値付け続き。引き続き右手が痛くてたまらん。本、一冊ずつしか持てないし。昼休み、体調悪くなりしばし横になる。最近ろくなことがない。まぁ、今までもろくなことないから変わらない気もする。やーねー。


閉店時間近く、普段はあまり置かないが先日の買い取りでどさっと入ったテレビゲーム関係の本が売れた(安いけど)。なんかうれしい。自分はゲーセン派、ナムコ派でした。俺の時代は中学生ころまでゲーセン行っただけで学校に通報する父兄がいる恐ろしい時代だったのよ。ナムコ直営店のゲーセン「キャロット」(高田馬場だとさかえ通りにあった)でもらえる「NG」っていうフリーマガジンがあって。大事に集めてました。


閉店後、東西線で高円寺まで。しかしさ、会社またぎだから仕方ないとはいえ高田馬場から高円寺までで290円って高いよ! 高円寺の改札でM君 aka ハニカミ王子と待ち合わせ。二人で円盤へ向かう。今日は18禁紙芝居の飯田華子さんのワンマンライブ。超満員でした。飯田さんは学生時代に「ため息ミサイル」というフリペを出していてこの早稲田雑司が谷付近ではそのころから知られてましたが、今になって北村早樹子さんと近いところにいて再会しました。飯田さんの世界観を語るのは自分のような凡人にはとても難しく、今日もすべてがつながる連作ものでしたが、ものすごくはしょると耳に鼻くそをいれるところからはじまり、虫の声が聞こえるようになる、ダンゴ虫の子をはらむ、性転換した夫と再会、太陽につっこみ太陽消失、手をつないだ人たちが太陽に、と言ってもわからんでしょ!!! でも、シュールというには文脈が素晴らしすぎるし、飯田華子について考えるのは喜びである。あと、すごくいい絵を描きます。M君が噴出し笑いするの、初めて見た。来てよかった。残業有るんで泣く泣く店に戻る。日高屋でホルモン定食&イワシフライ(音楽ライターの佐々木美夏姐さんに「食え!」言われてて。おいしゅうございました)。


明日は買取。店の置き場所作り。なんかもう、ずっと休みねぇよ、俺……。


飯田華子「花」