岡崎さんのイラスト書き、早っ!

朝、少し寝坊して、あわてて店へ。開店時間少し前から注文の電話が入り始める。合間をぬってFAX注文のチェックと品だし。メールも11時過ぎからどんどん入る。電話、FAX、メールと反復横とびみたい。で、伝票書く暇がないのです。梱包ももちろんできないし。親父は市場だし。なんだか気が滅入ってきてグッタリ。電話が鳴って、「はい、古書現世です・・・」と寂しい雰囲気で出ると、岡崎武志さんだった。うちで扱っている『古本道場』にサインを入れに来てくれるという。なんだか、嬉しくなって少し仕事に前向きになる。


1時少し前、岡崎さん来店。うちは狭くて書くとこ無いので、帰ってきていた親父を家から呼び、近くの喫茶店でサインを書いてもらう。岡崎師匠、角田光代さんのイラストに「岡崎武志」サインに落款。17冊に入れてもらう。終わって少し話す。岡崎さん、早稲田でも一箱古本市やれば、と言う。それはやりたい。各店の店頭でできるし。日曜日に営業してやればいいとも思う。だけど、ちょっと今の俺には、早稲田での仕事を増やすのは無理だ、とも思う。「プロ」の仕事に捕らわれているのも嫌ではあるのだが。もう少し、早稲田に「やる気」のある人材が欲しい。まぁ、でもいいんです。俺もしばらくは、この時代にどうしていいかわからないおじ様店主たちが、店、続けられませんという事がおきないように、地道に普通を極めながら早稲田を担いでいくつもりです。岡崎さんと別れて店に戻る。というわけで、岡崎さんのサイン入り『古本道場』発売中です(今日だけで3冊売れた)。あ〜、岡崎さんと会わなかったら精神がどうかしてたかも。ありがとうございました。


午後もひたすら、品出しの合間に伝票書いて梱包したり。親父が来てようやく普通に仕事ができるようになった。そんな中、『WiLL』のゲラがFAXで。どうしよーと思ってたら花田編集長から電話。目録の注文だ。途中から徳川夢声の話になり、花田さん興奮気味に「再評価すべきだよ〜おかしいよ〜」と話す。ターザン山本!かと思うほどに炎上。濱田研吾くんに連載でも頼めばいいじゃないすか・・・。たくさん注文いただく。感謝。夕方、今度は葉書の一便が届く。閉店までひたすら梱包続ける。今日はお店の売上げもよかった。


家に戻り、すぐ戻ろうとするも、思わず寝てしまった。11時ごろ起きて店へ。静かだ。仕事もはかどる。宅配便で送る大口から伝票書いて梱包。でかいのを先に送ってしまわないと場所が無いのだ。まもなく4時。そろそろ帰ろうかな。


退屈男さんの「一箱古本市感想リンク」(http://taikutujin.exblog.jp/)いいですねぇ。いつもご苦労様です。なんだか退屈男さんは「本ブログ」界のお兄さん的存在ですよね。凄いです。でも楽しい一箱古本市だけど俺は次からは参加しないと思う。ホントの古本屋、いらないでしょ。もっとたくさんの人が古本売る楽しみを味わってほしい。当日まわりながら思いました。あぁ、眠たくなってきた!