西からの、ちょうちょ

親父が開店。俺は20分ほど遅れて店へ。注文品の品だし作業からはじめる。いろいろすすめてるとテキトーにやってあった親父のミスをいくつも発見。「それは俺のミスじゃない!」じゃあ、うちに店員いたのかよ! またも精神的に不安定のまま店番。伝票書きなど。しかも電話のコードがショートしてるよ! NTTに来てもらい直してもらう。ロクなことがない日だよ。

『未来』5月号届く。今月より向井の連載「開店まで 早稲田古書店街外史」が再開しました。今回は三幸書房さん。明日から配布開始します。他店でも配ります。しかし読んでみたけど、なんとかならないのだろうか、このインテリ臭は。前号の「書店特集」と同じ冊子とは思えないよ。まぁ、俺は編集の小柳さんご本人の人柄が好きなので、他はどうでもいいのですが。


イライラしながら昼食をとっていると、店から電話。「えーっ」とかけつける。大阪から「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」(http://www.nk.rim.or.jp/~apricot/chochobocko.html)の福島杏子さんが来てくれたのだ。聞いてなかったからビックリ。久しぶりだねぇ。近くの喫茶店で近況などを聞く。新しい「ちょうちょぼっこ図書目録 vol.6」をもらう。ちょうちょぼっこの4人がお店に入ったおすすめ本を語るもの。なんと現在の形は今回で最後とか。ガビーン。と思ったら、パワーアップして有料化して戻ってくる予定だそう。楽しみやね。図書目録、すでに配布中でーす。お早めに。


少し時間あるというので、少し案内をしてあげることに。馬場の方へ戻りながら「キノコノクニヤ書店」へ。俺は買うものなかったが、福島さんはいろいろ買ってた。その後、馬場のブックオフへ。あれ、店内の棚に黒っぽい本がチラホラ。中公文庫の渋いところがたくさん! かかえこむ。中公新書も古いとこが。これもかかえる。福島さんはかわいらしい本を1冊だけ。なんか自分がすごい下品に思えた・・・。駅のそばまで送っていく。福島さん(長身美人)に会ってやる気満タンになって店へ戻る(単純すぎ)。


その後はガンガン伝票書いて、ガンガン荷造り。かなり進んだ。閉店近く、EDIの藤城さんが来店。うちで売る分の『サンパン』10号を持ってきてくださる。その後、EDIの大将、松本八郎翁の最近を聞く。なんだ、孫の世話でおとなしくしてるのかと思ったら、まだまだ健在じゃないですか。安心。というわけで『サンパン』10号も発売開始。巻頭は曽根博義先生の「『新潮』編集者楢崎勤の徳」。その他、山本善行洲之内徹ノオト(1)」、南陀楼綾繁聞き書き 作家・小沢信男一代記(8)」、林哲夫「小野松二と作品社(9)」、松本八郎「「版画荘文庫」コレクション」など。この日記ではおなじみの元ABC柳瀬徹による書評「踏み石を渡る時間 蜂飼耳の本たち」も。向井は「店番日記」を。『サンパン』のセドローは真面目なのよ。よろしく。750円。


その後、池袋で人に会うので自転車で。右翼が街宣車でギャーギャー言ってる。「反日分子はー恥を知れー」お前らもな。ジュンクをウロウロ。その後、人と話して帰ってくる。店で残業。今日は早め、0時30分、あがりま〜す。