セドリツアー、図書館古本市は反則だよ!

10時、立石書店牛イチローが家まで迎えに来てくれる。そのまま高田馬場駅へ。元ABC店員の柳瀬徹君が乗り込む。出発進行。今日は久しぶりのセドリツアーでござる。まぁ、このツアーは儲けるとかそういうことじゃなくて、みんなでワイワイ出かけて、楽しむことが目的。で、飲むと。ただ買うだけなら金・土の古書会館行ったほうがいいもの。たまには買う側に回りたいのよ。


国立の岡崎武志さんの自宅前へ。今日は岡崎さんがゲスト。嬉しいですね。さぁ、行くべ、と出発しようとしたら岡崎さんが「図書館行かないか」と言う。日記(http://d.hatena.ne.jp/okatake/20050521)でも触れていた小平中央図書館でのリサイクル古本市だ。行きたーい、ということで行くことに。岡崎さん、連日参戦ですか。岡崎さんの家から近い。着いたらビックリ、なかなかの規模じゃないですか。人も結構いる。が、係のおじさんが「昨日の勢いは無いなー」とか言っていた。なんか安いんだよ。岡崎さんの「金額気にしなくていいんや。欲しいの買えばいい」とのアドバイス。料金規定は読まずに参戦。読み物も硬い本もほどよく混ざっていい感じ。角川文庫の小林信彦怪人オヨヨ大統領』、反町茂雄さん達の会である文車の会の会報『ふぐるまブレティン』の合本2冊(これは嬉しい)、松下竜一『右眼にホロリ』は署名落款入り。他に10冊ほど(うち自分用4冊)。よくわからないまま会計所へ。で、いくらだと思います? 520円!すごすぎ! 昨日は小沼丹とか小実昌とかあったってんだから驚きですよ。柳瀬君も凄い数の文庫買ってた。


ブックセンターいとうの八王子東中野本店。気も抜けてのんびりムード。欲しい新書を見つけたり。内藤濯『未知の人への返書』、バシュラール『大地と休息の夢想』、石川文洋『写真報告 大虐殺』ほかを買う。その後、「バーミヤン」で昼食。近くのブックオフ八王子堀之内店へ。文庫を10冊ほど。岡崎さんが「なんや、うちの回るルートと一緒やないか」。


その後、いとうの元八王子店に向かうも迷ってしまい、時間ロス。途中、最近できたというブックオフ20号西八王子店へ寄る。店内で、CDをものすごい数カゴに入れてメモってるおじさんがいた。文庫3冊購入。その後、なんとか元八王子店に到着。ここ、好きなのです。小島信夫『うるわしき日々』、読売新聞社編『志ん生!』、『酒と酒場のベストエッセイ サントリークォータリー傑作選』、森銑三『史伝閑歩』中公文庫ほか15冊ほど。


少し暗くなってきました。いとうの昭島店へ。神社の目の前、なんか凄いとこ。和田誠『ことばの波止場』、下平冨士男『坂野比呂志の大道芸』、そして車中で話題になったデーブ・スペクターの『全米スナック芸大全』。いきなり「女の子にさわって喜ばれる芸」なんですけど・・・。「全米」ってのが凄いよね。他4冊。車の後ろがオレンジと黄色の袋でお花畑に。みんなで笑う。


最後は岡崎さんもたまに来る立川羽衣店。いよいよラストだ。ここも広いからゆっくり見て回る。柳瀬君が「買いすぎたからもうやめよう・・・」と抜いた本を棚に戻していた・・・。竹中労編『ザ・ビートルズレポート』、晶文社の『絵本ジョン・レノンセンス』、平凡社カラー新書の『風船学入門』など6冊。なかなかステキなものが。みんなでレジ前の駄菓子をあさり、少し買う。うまい棒とかね。


国立付近まで戻り、チェーン店の居酒屋で飲む。くだらない話をしながら楽しく飲む。ああ、楽しかったなぁ。その後、岡崎さん、柳瀬君を自宅まで送り、早稲田まで送ってもらって終了。運転の牛イチローに感謝。また、いろんな人と行きたいな。みなさん、お疲れ様でしたー。

最後に、「Web読書手帖」(http://yotsuya.exblog.jp/)の四谷書房さん、いつも早稲田の古本市などを宣伝していただいたり、来ていただいたりありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。