目録注文、はじまる

朝、体の上を3匹の猫が走り回って起きる。開店後、しばらくして昨日郵送した目録の注文が電話で入り始める。ついついお客さんと話し込んだり。その合間に新入荷の本を値段つけして棚入れ。で、注文品の伝票書き&荷造り。すでに注文重なり始める。電話で話していると、まだうちにある本を青森の人と岡山の人が奪い合うのが面白い(と言ったらまずいか・・・)。お顔は知らないが、声聞いただけでわかるお客さんもたくさんいるのだ。


2時5分前に交代してもらう。渥美書房へ。隣の喫茶店へ行き、「未来」の取材。渥美さん、先ほどまで警察まで防犯の講習会に行っていたそう。おみやげに貰ったという噂の「純ちゃん饅頭」をひとついただく。小泉純一郎が切手になったパッケージにくるまった悪趣味な饅頭。あれ、意外にうまい・・・。修行時代の話を聞く。渥美さんは血縁関係で業界に入ったのではない方。卒論で使う全集買ったお店にバイトとして入ったのである。長くなってしまった。4時近くまで。早く書かなきゃなぁ。


自宅で3分で昼食(おやつになってしまった)を食べ、店に戻る。品出しして伝票書き続き。こっちが伝票書いて、裏で親父が荷造りすることに。これは早い。FAX入りっぱなし。携帯転送のメールもドンドン来ている。期待して携帯見てスパムとかだと恨みが普段の100倍。閉店まで。


気分転換に芳林堂書店へ。日垣さんの「エコノミスト」の敢闘言を立ち読み。いや、面白かった今週のは特に。西原理恵子「営業ものがたり」を購入。西原テイストが強そうだ。ちょっと立ち読みしたけど岩井志麻子とか凄すぎ・・・。


帰り、道で「向井くん!」と話しかけられる。ビックリした。以前古本屋さん(早稲田じゃないよ)だった方。現在は店を畳んで他の職業についている。3年ぶりくらいか。飲み会があったのだという。15分ほど立ち話。仕事上、この方とはいろいろあったのだが、今はただ懐かしい気がする。


店で仕事続き。深夜まで。40個荷造りしました。


注文の人気はダントツで戸板当世子編『「ちょっといい話」で綴る戸板康二伝』(電話で注文くれた方にいきました。他の方、はずれです、すみません)。それから、風間完『さし絵の余白に』、別冊太陽「モダン東京百景」などが人気。