ひまつぶしの終わり

なぜ、すぐに朝になってしまうのでしょうか。眠たいです。親父が先に開けているので、30分ほど遅れて店へ。やる気なく、「週刊文春」をパラパラ見てると昼過ぎ。そろそろやるか、とメルマガ「早稲田古本村通信」の編集作業。コラム号は、ほとんどテキスト貼り付けだけなので、すぐにできる。配信して、お昼ご飯。


自宅へ。〈ひまつぶし〉の「閉店」という貼り紙が目立つ。うちの近くにある、雑貨店。まぁ、昭和テイスト溢れ過ぎのドンキみたいな感じだ。昔から圧縮陳列だぜ。何年前からあるんだろ。重宝するというほどではないが、なんとなく早稲田界隈のシンボルでもあった。が、今月限りでビル建て替えのため閉店するのだ。建て替え後は、今の形では営業しないらしいので、ホントに閉店である。先日は、昔からのある店が、「閉店」の貼り紙を出した後に、息子さんが急にやる気出したとかで営業続けることになった店舗があった。これは助かったケースだが、いよいよ「最後の風景」が消えていく時期に入っていくのかもしれない。「まだまだ昔の面影が」なんて思っていたけど、ほんの数軒が消えるだけで、何かが終わってしまうような感じがする。住んでいると気付かないんですね、逆にね。


ニュースを見る。ウクライナより、日本に63年ぶりに帰ってきた上野石之助さん。日本語を忘れてしまうような長い年月。気になったのが、現地でのお名前が「イシノスキー」だということである。ステキです。桜、見ることができるといいのですが。


自転車で神楽坂方面。「サンパン」の版元、EDIの事務所へ。あるものを預かってもらっているのだ。なかなか取りにいかず迷惑をかけていた。明日も来なくちゃ・・・。


江原書店さんに、ちょっとだけ追加取材。未来社本の。その後、店でその原稿書き始める。冒頭書いたところで閉店。


落合で人に会うので、歩いていくことに。早稲田通りが大きく右折するあたり、神田川に来たところで事件。橋の上から川に向かって「生きろー! 生きろー!」と叫んでいる40歳ぐらいの男性あり。無視できないような感じなので、「どうしたんですか」とあわてて駆け寄り聞く。すると、「えっ、なんでもありません」と帰っていく男。ビックリさせんでください! それと、その後通りかかった女の子2人と、スーツ姿の若い男性へ。自分のことを、あの男と同じ目で見ないでください。お願いいたします。シュン。


自分とこの古書目録が出来てきました。帰って封筒詰めします。ではー。