「ばたん、きゅう」から長い夜

目録を発送した。昼食後、昨日運びきれなかった荷物を再度、EDI事務所へ取りに行く。昨日のより重たくて、苦労する。午後は新宿展の準備&原稿書き。ゆるい一日。


池袋の東急ハンズへ買出し。ハンズみたいな店では衝動買いしてしまうタイプである。必要なものだけ買って、なるべく棚を見ないように出る。


自宅へ戻る。ばたん、きゅう。寝てしまった。で、深夜3時に起きてしまった。一度起きると、なかなか寝られないほうである。借りていた映画「阿弥陀堂だより」を見る。悪く見ようとすればいくらでも悪く、良く見ようとすればとても良く見ることが出来る映画だ。なかなかいいシーンも。病気でしゃべることが出来ない娘役の小西真奈美を見ていると、なんとなく蟲文庫の田中さんを思い出した(見た目じゃなくて雰囲気が)。大きな山場もなく、淡々と進んでいくが、もっと地味にしても良かったと思います。まぁ、北林谷栄を見ているだけで、満足であります。


終わっても寝られない。『古本通』を一気に読む。樽見さんらしい、とても真面目でいい本だった。ただ、「入門書」的に読もうとするとちょっと難しいかも(自分にはディープすぎると思ったら3章と4章はとばして読めばいいと思う)。入門書的な本を作るなら、『「本」に恋して』の内澤旬子さんのイラストでやってほしい。松田哲夫さんに『「古本」に恋して』もらわねば(笑)。


朝7時ごろ、ようやく眠る。