気がつけば競馬新聞

店へ向かう。早稲田で祭日の朝というのは、もう全く、ひと気が無くて、ついつい不安になるのであります。「店開けてもしようがないんじゃないか」「どこか出かけたほうがいいんじゃないだろうか」と二歩進んで三歩下がるような気分だ(おいおい)。


午前中、またまた千円以下の本のコーナーを入れ替え。その後、値付け作業。遠くから来てくれるお客さんが多い。ていうか、今年は連休中の売り上げがむしろいつもより良い。嬉しいじゃないですか。今月の「WiLL」に「黄金週間ならぬ無金週間」とか書いてしまったというのに。


昼食後、店に戻ると、母親に「目録のお金を直接払いに来てくれたお客さんが来た」と聞く。名前を見てみると、なんと晩鮭亭さんじゃないですか。失礼いたしました。そしてありがとうございました。その後、「とり、本屋さんへ行く」のとりさん(id:tori810)が来店。はじめてお話をする。かっこいい男性であります。お買い上げの文庫、つい数分前に棚に入れたものです。エヴァンゲリオンが動き出しそうなシンクロ率かも。ありがとうございました。


閉店まで、単行本の註をひたすら書く。ちょっと用事をすまして自宅で亀田兄弟の試合を観戦。なんてーたーて「亀田の日」ですからね。兄弟二人とも完勝である。キャラは似ているが、長男の興毅には弟に無い「プロの色気」があるな。弟の方の「歌」は、二回目にしてもう飽きました。弁慶スタイルも、妖怪「油すまし」にしか見えないし。引き続き「PRIDE」中継を見る。ひさしぶりに面白かった。無差別級のトーナメントがはじまったのだが、有力どこが勝ち上がって、役者が揃ったという感じ。次回が楽しみだ。わかる人にしかわからない話だが、自分、高校の時の柔道の試合で、初めての個人戦の相手がグラバカ菊田早苗選手でありました。強かった・・・。


明日から、BIGBOX用の文庫の値つけに集中したいので、単行本の作業を終えるために店へ。「古本市の歴史」部分を編集し終える。その後、先日買ってきた、新しいけど内容のいい本たちを値つけ。明日朝、棚入れしよう。


コンビニに入り、新聞スタンドを見ると競馬新聞があり、明日が土曜日なのだと理解する。5月5日っていやぁ、「連休終わりだぁ・・・」という日かと思ったら、まだまだ休み続くのね。