古本祭の終わり、日記の終わり

快っ晴っ。こういうのを秋晴れ言うのかしらん。なめとんのか、こら。朝7時、穴八幡に集合。昨日できなかった本の撤収。ピストン運送で次から次へと運び出される。眠い。9時ごろまでかかって全て完了。片付けは後で。某所にて計算作業へ入る。各店舗の売り上げ計算を各自。昼頃まで。一喜一憂。売ってる人は売っとるねぇ。文庫の売り上げはうちがトップでしたー。


うちの近くの〈coco壱番屋〉でカレー。店から出ると、「ナニ、コンナトコデタベテルノー?」と。見れば謎のインド人(いや、謎じゃないんだけども・・・)Tさん。馬場駅近くの「さかえ通り」にあるインドカレー店〈グレートインディア〉のオーナー。今では10店舗のオーナーなのである。前にあることで仲良くなったのである(なぜだ)。「なんでこんなとこいるの?」と聞くと、「ナニイッテルンダヨー、ココニミセダスンダヨー」と。マジ? 以前、飯島書店があったところの数軒横、タイラーメンの〈ティーヌン〉の真横に支店を出すのだとか。行くよ、おいしいし、ランチ安いし。ていうか、おれたち怪しすぎだぜ。


会場へ戻ると、すでにテントと台は消えており、更地になっていた。赤とんぼが、たくさん飛んでいる。


会場片付け。自分は会場ではなく、早稲田通り沿いにつけたペナントの回収。その後、某書店倉庫に備品類を仕舞う作業。4時ごろ、すべて終わり解散。拍手がおきて早稲田青空古本祭が全て終わった。みんなで青空に「ばかやろーぉ」と叫ぶ(笑)。また来年。


なんだか、書肆アクセスの畠中さんに会いたくなったので、車できていた牛イチローに乗せてもらい神保町。アクセスへ。なんだか、また『早稲田古本屋街』を追加してくれたそう。畠中さんと〈伯剌西爾〉へ行き、署名作業。その後雑談。今後の楽しいあれこれをしゃべる。


早稲田へ戻り、自転車で池袋。古書往来座へ行きたくなったから。その前にジュンクで、ある新書を立ち読み。買おうかなぁ。エスカレーターそばの椅子を見ると、カップルがありえないイチャつき方を。あまりそういうことは気にしないほうだが、なんというか、熱過ぎる。「ゴースト ニューヨークの幻」の、ろくろを回すシーンみたいなんだよ! その隣のおじさんの無視っぷりもステキだった。往来座でいろいろ楽しく話して帰ってくる。今日は寝るぞ!


で、お知らせであります。自分、決めました。今年いっぱいでこの日記をやめることにしました。「ブログ」は、お知らせ&小ネタとして続けます。週一回ぐらいの更新でHPがわりにしたいと思います。ただ、来年からも青空古本祭の直前には日記を限定で復活するつもりです。別に忙しいわけでも(たかだか5分の時間がとれないわけありませんし)、嫌な思いをしたわけでもないのです。なんとなく、ブログ日記というものは「やめ時かな」という感じです。簡単に更新できすぎて、ついつい「書きたいこと(本音ですね)」の方を「長くなりそうで面倒だから」と省略しちゃうし(笑)。根気がない人間なので、楽なほうへ転んでしまいます。しかし、来年も「日記」は自分で密かに書き続けます。ゆっくり、あせらずに書いていきたいと思います。


元々、自分がブログをはじめたのは、昨年の「第20回」記念である青空古本祭の宣伝を考えてでした。そのために数年前からはじめたのでした。だから昨年、やめようと思っていたのですが、なんとなく一年間続けてきてしまいました。無事、青空古本祭も終わり、「早稲田の本」である『早稲田古本屋街』も出版することが出来ました。一段落した気分です。なので、昨年のこの時期の気持ち同様やめようと思います。まぁ、店をやめるわけではないので(笑)。残りの約2ヶ月、変わらぬお付き合いをお願いいたします。いろいろ面倒なので、コメント欄も閉鎖させていただきました。ご了承ください。