落合炎上

退屈君作成の「一箱古本市リンク集」を布団の中で見てしまったせいで、寝不足なり。9時ごろ自宅を出て、駅で買った「週刊現代」を読みながら古書会館へ。新宿展の当番日。まだ結構、目録注文品の発送分が残っている。伝票書きの仕事をする。ある古本屋さん、注文の本には、注文品の書名と当選者の住所氏名が書いてある帯をつけておくのだが、その帯の書名欄に「伊勢詣」となければならないところ、「伊勢鮨」と書いてあった。粋だね(じゃねーよ)。じゃあ、マグロひとつ。


昼食で〈満留賀〉で釜飯を食べた後、書肆アクセスをチラリ。


午後も伝票書きひたすら。4時前までかかってしまう。急いで今日の計算作業に入る。会場売り上げを店ごとに計算、検算。それから発送分を店ごとに計算、検算。閉会時間ぎりぎりまでかかってしまう。あせった。


5時、撤収作業開始。縛って、車で来た人からどんどん積み込む。最後に運送会社に頼んだ人の分を積み込んで終了。次回12月の目録締め切り予定などを話して(うぇっ、すぐだよ・・・涙)解散。ご来場いただきました皆様、ありがとうございましたー。


さっき会場に来てくれた柳瀬徹君を誘って、立石書店牛イチローの車で落合まで。105円回転寿司〈おたる寿司〉でたらふく食事。早稲田の、そこそこの値段をとる寿司屋よりおいしい。隣のファミレスでお茶。なんだか、不思議な方がたくさんいる。席には自分が一人、向かいに柳瀬&イチロー。自分の後ろでは、サングラスをかけたやくみつるのような人が、ドリンクバーを頼んで食事もしているのだが、飲み物を尋常ではない数並べているのである。しかも二人の話ではそれには全く口をつけないとか。柳瀬君の後ろでは、ネクタイ姿の男と、学生っぽい女子が同じ椅子側に仲良く座り、なんか資料類に目を通している。ものすごい密着ぶり。そんじょそこらの飲み屋のお姉さまのサービスにもないだろう。途中から何があったのか、女性が怒り出し、ボールペンのノック部分で男性の頬っぺたを「なによ! なによ!」と言いながらピシピシぶつけだすのも謎すぎ。後から来た女性二人も注文が終わり店員がいなくなると同じ側に座っていちゃつきはじめるし・・・。なんすか、ここ。柳瀬君の話では、つい最近この店の向かい側のマックで打ち合わせをした際、店内にいる客がたくさんでストローの紙を吹いて飛ばしまくる、という現象を見たばかりだという。落合、やるなぁ。


帰ってきて寝転んだら、そのまま寝てしまった。そうだ、親父が店番をしているときに仙台の火星の庭さんが寄ってくださったようだ(うちの親父、失礼なかったでしょうか・・・)。お会いできなくて残念なり。扉野良人さんからは「瓦版なまず」第二期三号(震災・街のアーカイブ)を送ってくださる。扉野さんをはじめ、杉山平一、林哲夫などなど。蟲文庫さんからは手作り冊子「蔵書票豆知識」を送っていただいた。蟲さんらしい、ステキな冊子。こういうものをサラリと作れていいなぁ。皆様、ありがとうございます。