明治通りでリアクション炸裂

午前中、事務作業。12月に入るのであれこれ考える。ようやく「週刊現代」を読む。あっ、立川談四楼が塩山さんの『出版業界最底辺日記』を褒めている。しかしこの人、他は知らないけど「現代」に限って言えば、文章の落ちが毎回悲しくなるように「えっ・・・」って感じ。無理に楽しませようとしなくてもいいんじゃ(ちょっと、その方、落語家ですよ・・・)。


午後、棚入れの打ち合わせに来た牛イチロー先生が来店。立石書店での古本市のポスターが完成したので持って来てくれたのだ。食事へ行くことに。毎度のインドカレー〈グレートインディア〉。なんかいつもよりマトン肉が多いぞ。南陀楼さんのところから引き取ってきた古本市用の本の話。牛先生が「で、家から減ったんですか、本は?」と聞くと「そういうことは聞くもんじゃないよ」とせつなそうに答えたそう(ステキだ)。その後、ポスターを渡しに雑司が谷まで。旅猫雑貨店を目指す。その前にまた〈小倉屋〉でせんべい買う。牛イチロー先生も凄い数買ってた。旅猫の金子さんにポスターを渡す。代わりに「もらった」という「おでん」をもらうという凄い展開に。旅猫の前のお店のものだとか。いい感じの雰囲気のお店。弁当とか、いろいろおいしいみたいですよ。


歩いて往来座へ。ポスター渡す。自転車で帰ってくる。見ると、あっ、おでんの袋が破れてきたっ! 器じゃなくてビニールなんすよ。どうすんだ、どうすんだっ。「ダイハード2」のラストの飛行機のオイル漏れみたいに汁たれながし。「もう食うしかない!」とあけて、ほんのり熱いおでんをあわてて食べる。ひとりダチョウ倶楽部みたいなことに・・・。みんな、こっちを振り返らないでくれっ!


あとはずっと積んだままになっていた本の整理など。『神戸の古本力』(みずのわ出版)を読了。貴重な資料となりました。欲を言えば「アンケート」はもったいなかったかも。それにしても、この装丁好きだなぁ、オレは。泉麻人『東京ディープな宿』(中公文庫)も読了。最近また泉麻人にはまっている(たまにマイブームが)。それにしても、この表紙の泉麻人のたたずまいは完璧だ。

東京ディープな宿 (中公文庫)

東京ディープな宿 (中公文庫)


それにしてもみんな、のだめ、のだめ、ってアカネのことも考えてあげてほしいよ、一生懸命鉄板焼きやってんだから(一度も見てないけど)。