起きないふたり

日曜日。起きて「眠ーっ、眠ーっ」とゴロゴロし、寝起きに読むようなものじゃない気がする新潮選書の『渋滞学』を読んでいると、往来座の週末店長のむみち嬢から電話。外市のチラシができてきたという。ある方に印刷をお願いしているのだが、いつも超特急でやってくださる。本当にありがとうございます。実は現在、瀬戸さんは海外なのである(友人の結婚式)。で、どうしましょ、という電話。じゃあ、今行く。準備をしてチャリで雑司が谷。配布場所ごとに枚数をわけてもらうことにする。おぉ、今日は往来座横で包丁研ぎの研ぎ猫さんが営業している。研ぎ猫さんはいつも何かを奢ってくださる。今日はプリンパフェ(だっけ?)。店に来た、経理主任まこち嬢とパクつく。ごちそうさまでした。


目白へ。駅近くのブックオフの近く、裏路地にひっそりとある「貝の小鳥」さんへ。絵本と木のおもちゃのお店。今回、外市に参加してくださるのだが、まだ一度も挨拶をしていないので、チラシを届けがてら。店主の遠藤久美さんにご挨拶。真ん中のテーブルにおいてある木でできた人形など、おもちゃというか小物というか、ここは女の子が来たら喜ぶだろうな。火曜日休みなので、外市の土日はどちらも営業しているそうです。是非、行ってみてください(ポポタムさんは逆に展示準備などで、外市の期間お休みだそうです)。会場で配布している「わめぞMAP」にも記載ありますので、そちらを片手にどうぞ。「ブ」も近いからね(笑)。
貝の小鳥 http://www.asahi-net.or.jp/~sf2a-iin/92.html


店に戻り、5時ごろまで目録入力作業。その後、友人夫婦に会うために渋谷。混んでるよ。駅は「セクシーボイスアンドロボ」のポスターだらけ。1時間半ほどお茶。おしゃれなお店ですこと。舞踏会に寅さんが入ってきちゃったみたいなビジュアルに。中途半端な時間に解散になったので、どうするか、と考える。たまには映画でも見るか、新宿に出てカウンターで独り飲むか、さっき電話で誘われたうざったい友人が集まるダーツバーへ行くか。よし、ブックオフへ行こう!(寂しすぎる結論)。


以前行ったことのある池尻大橋に行くことに。田園都市線でひとつ。と思って駅を出たら、あれ、場所忘れた・・・。地元民の浅生ハルミンさんに電話。教えてもらう。申し訳ない・・・。東郷健の本を見つけて小躍りする。東郷健で喜んでいる人生もまた悪くない(とは思えない・・・)。ブックオフでは一年前ぐらいに買おうか迷ってそのままになってしまった読みたい本をよく買う。あまり「セドリ」とか意識しないでいられるので、純粋に買う側にまわれてうれしい。


中目黒まで歩く。仕事にくぎりがついて、ちょうど食事するところだったというので、ハルミンさんと食事することに。駅近くのスリランカ料理(?)。違ったかもしれないが、そんな感じの国の料理(おいおい)。出身地の三重県地震があって、心配して電話をしたら、そのまま母親と長話に、という話を聞いていたのだが、今日(16日)同じ三重出身の荻原魚雷さんのブログを読んだら同じようなことになっておりおかしい。(http://gyorai.blogspot.com/2007/04/blog-post_16.html)。1500円でドリンク、カレー2種、サラダ、スープがついているセットをたのむ。その他2品を頼んで満腹。ひとり2000円ぐらい。安い。


結局、中目黒ブックオフにまで行くことに。「セクシーイラストアンドセド」出動(なんだよそれ)。ここ、105円コーナーの量がすごいんです。数冊購入。ハルミンさんは長年探していた本を見つけたそう。


帰り、東横線が終点渋谷につくも、カップルが熟睡している。まったく起きる気配がない。「渋谷だよー」と男を揺らすも起きない。死んでるんじゃねぇか、というぐらい熟睡。反応ないのであきらめる。扉が閉まり、二人が小さくなっていく。どうなるかわからないけど、さようなら。