俺も行ったぞ、飯田橋

ブログの存在を忘れていました、すみません・・・。外市終了の翌日、古書目録を発送しまして、現在バタバタしております。今年出たばかりの『地図出版の四百年』とか、満鉄大連図書館編集の雑誌「書香」6冊とか、『郷愁の人 評伝・加藤武雄』などがダブリ多し。伝票書き書き、荷造りエッサホイ。昨日、行方不明だった親父も今日は荷造り手伝ってくれてはかどりました。


昼休みに早稲田で1件短い打ち合わせ。そのまま自転車で往来座。店員のなつきちゃんがブログで成瀬巳喜男「鶴八鶴次郎」を探しているとあったので、ビデオを持参。持ってるんだよねぇ。いまのように気軽にDVDとかで日本映画が見れなかったころ、現在阿佐ヶ谷の阿南古堂の久我ちゃんに頼んでCSで随分録画してもらったのだ。成瀬巳喜男はずいぶん揃っていたはずと棚を探したらあったのであります。他にも増村保造とか川島雄三とか今村昌平とか大島渚とかあるんで知り合いの方で見たいものがある方、聞いてちょーだい。こんな感じに集めているのに、じゃあ映画どれぐらい好きなのと言われれば、そんなに情熱は無かったりします。帰り、外市前に作った「てるてる坊主」を川に流そうとあずかる。神田川へ流すと、わめぞ絵姫・武藤さんのだけ先にグングンと流れていく。ホントの武藤さんみたい。


そのまま立石書店へ。先月行った6000冊買い入れの市場での売りが終わったので、支払いなどの打ち合わせ。さらに入った大量買入れの打ち合わせなど。またまた汗を流すことになりそうです。ありがたいことです。店に戻ると、早稲田のメルマガの取材を終えた旅猫雑貨店・金子さんが来店。わめぞバッジ通販についてなどの話。しばらくお待ちを。


閉店後、某氏と早稲田で会食。忙しい方なので、ホント食事だけ。そのまま自転車で飯田橋に行くことに。「ブ」がオープンしたというので偵察。すでに開店日の昨日、「F−CIA(古本CIA)」のメンバー数人からどんな店かの情報は上がってきている。すげー人。でも、なんとなく好きな感じの棚。偶然、神保町某古書店店員のI君に出会う。すげーひさびさ。しばし立ち話。十冊ぐらい購入して帰る。早稲田〜飯田橋の寂しい道を歩くのは結構好きなので、散歩にいいや。ぐるり夜の神楽坂を帰ってきてもいいし。


残業中。あっ、「本の雑誌」8月号出ました。『古本暮らし』について。頼まれての書評でもないのに、親しい人の本のこと書くのは遠慮しているのだけど、つい締め切り近くに「週刊文春」に出た吉田豪の微妙な同書の書評が出たので、「じゃあ俺が書く!」ということで。吉田豪は大好きなんだけども。