外市初日。

朝8時半、自転車で往来座へ到着。瀬戸さんと使わない什器をビル裏に移動する。その後、昨日すでに本を並べたプロ用の可動式大棚を設置。箱での出品者の分を並べてからラック棚を設置。少し量が多い出品者の本を並べる。曲がり角の大柱に品物をぶらさげるワイヤー「てんぐ」がすでに装着されており、そこに雑貨を吊るしていく。今回初参加のベトナム雑貨kika zakkaのベトナム女子キムちゃんも大張り切り。ちなみにキムは向井のことを「トトロちゃん」と呼んでいる・・・。骨董の「上り屋敷」さんもまたまた怪しいガラクタを陳列。参加者も「なんだこりゃー」とかいいながら大はしゃぎ。


11時開店。お客さんはほどほど。普段の古本市に来る様な方は少ないので、まったりスタート。混むのは午後から。早々と岡崎師匠来場。そしてなんと黒岩比佐子さんがっ! あまり黒っぽい本がないので、一箱古本市の時も「来てください」とか強く言えなかったので嬉しい。午後には遠藤哲夫さんも。エンテツさんのような古本趣味の無い人が来てくれると励まされるねぇ。ブログにはこんなことが。「それにしても畠中さんとセドローくんがカウンターのなかでは、ふつうの茶碗に丼飯を盛ったようなものだなあと思いながら、バイバイし、鬼子母神を一巡して帰ってきた。」 まぁ、大盛りですねぇ・・・身体が。


昼食から帰ってくると、はっ、あの着物姿は・・・”一箱古本市ジャガー横田”こと、こちどり姐さんじゃないですか。ヒソヒソと後ろを通り抜ける。帳場の、ふぉっくす舎NEGIさんたちはもう何かを期待している。その後、追分コロニーのSさんに挨拶をしていると「あっ、セドちゃ〜ん」と。また写真撮影。「今日はね、主人も来たがってたんだけどね、追分コロニーのSと飲むんだから邪魔だって置いてきちゃったのよ〜」。ステキすぎる!


わめぞ絵姫・武藤さんと、上り屋敷さんのガラクタを見る。ムトさんが「なにこれ〜ただの切り株だよ〜」とパックマンのような木片を不思議そうに眺めている。「誰が買うのかな」とか話していたら2分後に売れていった・・・。荻原魚雷さんは「三葉虫の化石」を100円で買っていた。魚雷さんはkikazakkaからベトナム製の肩掛けバッグを買い(似合いすぎ)その中に化石を・・・。女子陣から「似合うー」との声が。自分もかけてみたが女子陣から「気持ち悪いからやめて」と冷たく言われる。お前ら殺す。というかですね、やっぱり雑貨がたっぷりあると通りがかりの人が足を止めやすくなるようです。


塩山芳明さん、ひたすら自著の校正作業を会場隅で。うわっ、赤入れまくりですねぇ。しかし、こちらに気をいれすぎたか売り上げは不発・・・。ハルミン古書センターが外市始まってから初の(笑)大盛況。浅生ハルミンさん曰く、今回の作戦は「本がハルミン古書センターのものだとバレないように看板をつけないこと」。えーーーっ!!


8時、閉店。今日は往来座も8時閉店。来場していた瀬戸さんの友達も一緒にみんなで閉店作業。ラック棚の本は一度縛る。終わってから終礼して解散。盛況だったけど前回よりちょっとだけ売り上げ減かな。でも来ていただいた皆様、ありがとうございます。飲みに行くことに。いつもの店「北海道」。武藤さんがワーワー騒いでいたことしか思い出せない・・・。明日もがんばるぞー、オー!と解散。