外市2日目

朝9時ごろ往来座へ到着。するとシャッターが下りたまま。包丁研ぎの研ぎ猫さんだけ早くも作業中。しばし隣のミニストップのカウンターでお茶。5分ほどして戻ると瀬戸さんがいた。「頭が・・・痛い」。どうやら昨日の飲み会で「ハイペースで飲んでもまったく変わらない」立石書店牛イチローと同じペースで飲んでの二日酔いらしい。


ある程度、準備も終わり、上り屋敷さん出品の木刀で遊ぶ。素振り素振り。木刀片手に包丁持った研ぎ猫さんと話していると、自転車で通りかかった警官がものすごく目を見開いてこっちを見ていた(当たり前)。その後も到着した参加者を木刀で追い回す(おいおい)。さらに開店前にはポポタムさんのかわいいバッグの横に置いてみたり、晩鮭亭さんの箱に差してみたりしていたらさすがに怒られた・・・。帳場に入ってコンビニ側の道を見ると、リコシェの阿部ちゃんがポポタムさんの息子さんと凧揚げをしている。なんなんだよ、ここ。


昼食を古本カップルY&NのYさん、武藤さん、ハルミンさんとうどんの「硯家」。もう、武藤さんが飲む気まんまん。つまみもドンドコ頼んじゃって「夕飯か!」という感じに。飲む、食う、ムトさん寝る(こらこら)。ハルミンさん、誰が見ても「飲んでいる」と思うほど真っ赤に。1000円ポッキリで後はYさんがおごってくださる。ごちそうさまです! ムトさん、なんでそんなに幸せそうな顔・・・。でも正直言って、もう帰りたいです(こらっ)。


日曜日、前回より売り上げ良さそう。お客さんも多いし(たまにガラガラになるけど)高額商品も売れている。また木刀で遊ぶ(しつこい)。5時になってもお客さんが結構いるので、結局30分延長。5:30から片付け作業。全部縛って、うちと立石書店分は、往来座号で俺を乗せ、まこち嬢の運転でGO。まずは落合。「おたる寿司」で予約の寿司を受け取る。今日の打ち上げは、武藤さんの個展祝いも兼ねてポポタムさんで宴会なのだ。それ用。その後店に本を下ろし、ポポタムさんへ寿司を届けに。入るとさっき会場に来ていた南陀楼さんがいて、ポポタムさんが作った讃岐うどんを食べていた・・・。うらやましいと思いながら往来座へ戻る。すでにみんなポポタムさんへ向かったらしい。


ゲストの音羽館さんとにわとり文庫さんに御礼の報告電話をして、計算が終わった売上金を受け取り牛イチローとポポタムへ向かう。やはり今日は売り上げ凄く良かったみたい。前回の2日目と比べると随分な伸びだ。初日、少し下がった分をカバーできた。また今回は今まで不調だった方がみんな大躍進している。いろいろと他の人を見たりしながら考えて、あれこれ変えた結果がきっちり出ている。


ポポタムではすでに大宴会が。古本海ねこさんご夫婦も参加。今日は、ふぉっくす舎のNEGIさんが手料理を作ってきてくれているのだ。しかし、なんでこんなにおいしいのでしょうか。お世辞なんかまったくいらないおいしさ。いや、凄いわ、これ。壁には武藤さんのステキな絵、その下に貼られたNEGIさんのお品書き(笑)。愉快愉快。途中、みんなが販売スペースで本を買い出すのがおかしかった。魚雷さん、3冊100円の文庫買ってた。そしてkikazakkaのキムちゃん手作りの揚げ春巻も到着。うわっ、これもまたおいしい。すぐに消えていく。さらに遅れて旅猫雑貨店の金子さんがカレーを作って登場。これもまた凄くて、完全にプロの味。どこで覚えたんですかっ! 骨付きチキンたっぷりのチキンライスにカレーをかけるのだ。退屈君なんか「うめー、うめー」と言いながら食べてた・・・。自分もついついおかわり。


途中、「上り屋敷」の奥様がいらっしゃる。「わかるものなんてつまらないじゃない」とあれこれ楽しい話をみんなで聞く。みんなのお母さんというぐらいの方なので、寂聴の青空説法みたいな雰囲気に。ステキだ。差し入れで「おでん」をいただく。


主賓の武藤さんが野生化して寝転がりはじめる。壁に足をのっけたりしてまわりから「分娩だー」とか言われてる。その後、退屈君によるシャンパン開け。まわりから「武藤さんの絵を狙え」とか声がかかる(おいおい)。開けたことなどない退屈君が「どうすんですか、これ」とかいいながらスポーンと突然・・・。危険。その後恒例の売り上げ発表会などなど。みんなでギャラリースペースを片付けて解散。


外市にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。まぁ、これはお祭りですから。どんな形であれ楽しんでいただけましたら。次回は11月3〜4日です。自分も今回は他の人の棚などを見て考えさせられることがたくさんあった。まだまだいろいろできるなぁ、と反省。やっぱり、変わり続けなきゃいけませんね。