苔のむすまで

何も解決していないのだが、とりあえず今できることは全部やった。なので地上にのこのこ戻ってきました。


昨日は昨日で立石書店の岡島さんに連れられて退屈君と3人で八王子、立川周辺ブックオフへの外市用ミニセドリツアー。岡島さんが夜に用事があるとのことで、夕方までの早歩き。車中、昔、古書市場で働いていたとき、カラオケネタ用に作った下ネタ替え歌の話などバカ話で盛り上がる。気分が晴れました、だいぶ・・・。


で、本日。昼過ぎ1:30に某誌の編集者さんと打ち合わせ。近所の喫茶店でお昼をいただきながら。よろしくお願いいたします。


うぉー、蟲文庫田中美穂さんから初めての著書『苔とあるく』(WAVE出版)が届く。いや、凄くいい本になったんすねぇ〜。写真もいいけど、間にあるエッセイが実にステキ。どれも出だしが最高っす。「蒔きゴケ」ってのはやりたいですね。コケを鉢の中で増殖させるの。コケ盆栽みたいな。シーモンキーとか思い出しちゃいます。蟲さん本人もたまに写真に写ってるのだけど、そのキャプションが「公園入口の「いせや」で焼き鳥を買う著者」、「真っ昼間の焼き鳥とビールは格別」、「魚見亭にてさざえ丼を前に神妙な面持ちの著者」。ステキすぎるだろ、これ! ハルミンさんのイラストも蟲さんが著者なので、いつものオカッパ頭の女の子じゃなくて、三つ編みの女の子です。俺の好きな目次の項目。「コケ郵便届く!」。というわけで、外市でのオマケ栞付サイン本の販売、正式に決定しました。40冊ご用意いたします。早い者勝ち。栞もね、かわいいっすよ。タイミングがあえば、会場にてハルミンさんにイラストを副えて売れるかもしれません。


本日発売「東京生活」(えい出版社)の第二特集「東京・古書店街の使い方」にて、神保町、中央線と共に「わめぞ」も紹介されています。うちと立石と旅猫往来座(研ぎ猫さんの写真も)。ホンドラと共に写っている瀬戸さんの写真がステキです。特集も「池袋」です。


明日16〜18日は、わめぞエリア最大のお祭り、鬼子母神堂のある法明寺の御会式。巨大クラゲのような万灯が雑司が谷付近をドンドコ太鼓にあわせて練り歩き。明治通りなんか凄い人ですよ。今年も鬼子母神見世物小屋は来るのだろうか(昨年、瀬戸さんがヘビ女にサインをもらった)。すでに雑司が谷のアチコチに万灯が出陣間近と立ってます。わめぞ民も飲み会をする予定。


そういえば一箱古本市があった日、35歳になりました。お祝いを言ってくれたのは、ツタヤの誕生日月半額クーポンのメールと、@niftyからのお誕生日おめでとうメールだけでした。人間じゃねーし・・・。