坂の上のポチギ

外市前に書かなきゃいけない原稿のラストを書き終え、あとは本の整理をひたすら。おぉ、忘れていた、12月の新宿古書展の目録製作の工程を印刷屋さんに作ってもらう。年に一度の当番。目録製作やポスター配布やらを交代で2,3人づつでやるのである。新宿展も早稲田の人がどんどん抜けて、他地区の人が増えてきたから、近くだからという分業ができにくくなってきた。高円寺の西部古書会館で土日にやっていたころが懐かしい。半分近くメンバー変わってるんじゃないだろうか。早稲田の本屋にとってはBIGBOXがあったから大量の雑本を仕入れられていたという面があるので、みんな少しそういう仕入れをセーブしている、と聞く。まだまだBIGBOXの影響というのはこれからあちこちに現れてくるのかもしれない。


閉店後、新宿へ。新宿御苑(というか二丁目)に近い沖縄料理の〈島たぁーち〉へ。今日は「WiLL」編集部と、某社某誌編集部との飲み会。みんな年下ですよ。気さく過ぎる店員のお兄ちゃんが、必ずなにかしら注文を忘れるのがステキだ。若きフィクサーTさんが「ゴーヤハイを」と注文して、店員さんが戻った後、先にそれを注文した女性編集者Sさんが「それ、おすすめできません・・・」と。Tさん、せつなそうだった。その後「ポチギ」という沖縄ソーセージをどう企画にいかすかという話になり夜は更けていきました(くだらなすぎる会話でした・・・)。


元・光GENJIの赤坂君が覚醒剤所持で逮捕されてた。彼は自分が堀越高校に通っていたときの一番人気のスターだった(同じGENJIの佐藤君もいたけど)。後から知ったが、SMAPの草磲君も同じ時期にいたそうだ。でもまったくノーマークだった。平日でも校門の前には毎日女の子が出待ちをしていた。休日でも中野駅前には女の子がウロウロしていて、部活のために来ている自分を見つけると「堀越どこですか?」とか聞いてくる子がたくさんいた。一緒に歩いて学校へ向かう時にアレコレ聞いてみると「広島から来た」とか言う子や、「休みでいないのはわかってるけど、赤坂君と佐藤君が通ってる学校が見てみたくて」という子まで、なんだか凄いのであった。有名な芸能人たちは、午前中で帰ってしまうことが多く、彼らが帰ると校門の前が急に静かになる。民族大移動なのだ。でも、素顔の彼らはテレビで見る姿と違い、相当地味だった。いろいろ大変そうだ。ちなみに見た感じがテレビと一番変わらなかったのは酒井法子(あっ、西村知美もだが)、「えっ、同じ人?」と思ったのは高岡早紀だった。