はらっぱの宴

寒いですのぉ。9時に家を出て、馬場から山手線で日暮里まで。最近、電車の中では坪内さんの『四百字十一枚』を読んでいる。順番ではなく、目次を見て、興味のあるところから読んでいく。一篇読むたびに目次へ戻る。今日はブッチャーのとこ読んだよ。


日暮里駅から少し歩いて「はらっぱ市」会場の貸はらっぱ音地へ。もう、いろんな人が集まっている。金子さんが取っておいてくださった場所へシートを広げて、本を並べる。金子さんはいつもの雑貨じゃなくて、食器類と、アメリカなんか行って仕事していたころに買ったアンティークを車の荷台に並べたり。わめぞ絵姫・武藤さんも来て隣に並べる。並べ終わった時点で満足(おいおい)。お客さんも来ないうちから昨夜かっぱらってきたビール&チューハイで武藤さんと乾杯する。この酒代くらいは売ろうぜ!と気勢を上げる(酒代タダだろうが)。参加されていた天然酵母パンのパリットフワットさんのパン(うまい)、不思議さんが会場で焼いていたバターたっぷりの餅(うまい)をおつまみに飲む飲む。一段落して気づく。あれ、参加してるはずのリコシェの阿部ちゃんがいない・・・。電話したら「まだ家・・・」。あきらかに起きたばかりだよ!


さすが谷根千エリアというか、普通に散歩や観光している人も多く、お客さんもだんだん増える。100円、300円、とか売っている横で金子さんの商品がやたら売れる。嫉妬と酒のせいで旅猫方面へ向けて武藤さんと「おごれ!」「儲け師!」とか野次を飛ばしていると、古本屋Nさんがお子さんを連れて現れ、「ほら、怪しいおじさんとおばさんだよ」と指をさされる。ああ、そうだとも。フリマ形式での物販は第2回の一箱古本市以来。気も大きくなって、何も言われてないのに半額とかにしたりしてしまう(途中で「あれ?なんでガンガン値引きしているんだ?」と思い普通に)。


メシどうする?と言ってたら、目の前に蕎麦屋が。はらっぱに出前してくれるかと聞いたらOK。わめぞ民、横並びでそばと丼。怪しすぎ。そこへ酒をたくさん持った往来座・瀬戸さんが。ナイスタイミング。ガンガン開けます。さらに、ふぉっくす舎のNEGIさん(id:foxsya)が来てくださる。武藤さんがおねだりして、谷中銀座のお店のメンチカツを差し入れてくださる。しかも2店舗2種類も。うますぎる。さらにY&Nさんが焼きおにぎり&コロッケを。もう、大宴会。みなさま、ありがとうございました。「谷根千」のサトコちゃんが来てくれていっぱい買ってくれた。感激して4割引。


2時過ぎ、なんだかぬいぐるみや服や靴やらなんでも出していたところを研ぎ猫さんが「もう終わりだから100円でいいから」と。まだ2時間あるよ! お客さんもたくさん。「服ね、全部イタリア製だから」の言葉に金子さんが「ユニクロが入ってるじゃん・・・」と。ステキだ。その後、ついにタダになり、めちゃくちゃいっぱいあった商品がほとんどゼロに・・・。俺ももらったけどね、エヘ。阿部ちゃん、もらいすぎ。持ってきた商品より多いじゃないかよ、それ! で、無事終了。と思ったら「セドちゃ〜ん!」とクイーン・オブ・一箱古本市の「こちどり姉妹」りつこ姉さまが!!(http://www.hobbysworld.com/taniguti/new.html?blog_id=469361) 「住所書かないからなかなか来られなかったのよ!!」と、すでに、さら地になったはらっぱに降臨。といいつつ、帰り支度の本の中から3冊お買い上げ。おまけすると「まぁ、太っ腹じゃないの、ほんとに太っ腹だけど」「いや、お互いに」と心温まる会話(?)が展開。ありがとうございました。帰りの荷物も甘えて金子さんの車。うぅ、ごめんなさい。


その後、いったん解散してから武藤姉さんに呼び出された退屈君を加え、早稲田で飲んだのでした。寒かったけど、楽しい一日で、お小遣いぐらいの売り上げもあり、満足でした。