ど早稲田

早大正門・青空古本掘り出し市初日。朝9時に作業開始。まずは文庫をワゴンに並べる。その後、旗をつけたり、幕をあげたり。10時開店。今日は3班編成で、帳場に2時間入って1時間休憩というローテ。長いよ、2時間。お昼休みぐらいにはいっぱいのお客さん。いや、新鮮ですよ、若い人が古本市で本を買うといえば、今風のものと言う感じだが、ここでは「大学!」という感じで、みんな難しい本ばかり買っていく(頭の悪い表現でスマン)。なんだか調子がよく、1日中ずっとレジが止まらない感じだった。昨年より売上はいいという。これぐらい忙しいと気持ちいいものだが、明日は雨みたいだし、だいたい2日目以降はゆるい感じなのがこの古本市。地味に生きるぞ。


夕方6時ごろ、大隈講堂の玄関あたりと時計に明かりが灯り、ちょっと薄暗い古本市のテントの明かりを見て、まったく今風じゃない「いかにも」な早稲田っぽい棚を見て、あぁ、「ど早稲田」だなぁ、と思う。


今日、女の子が「あのさぁ、戦争だったらさぁ第一次系が好き? 第二次系が好き?」と聞いていた。「系」って! 先日の胡錦濤早稲田訪問時に野次馬で見にきた某店主さんが聞いた話。チベット旗と共に誰かかが持っていた台湾旗を見た学生二人が「なんで台湾があるの? 中国と関係ねぇじゃん」と・・・。ありすぎるよ!


終了後、あわてて店に戻ってきて、新聞取材1件受ける。30分ほどで終了。立石・岡島さん、三楽・アキヒロともつ焼き「とんちゃん」。ひさしぶりだ。内蔵の刺盛りがうまいっす。11時まで。明日も早稲田だ。