東池袋サテリコン

毎日、その日のうちに日記を書くことができましぇん。２７日、金曜日の日記です。

今回の古書目録の残りものから、外市で売れそうなものを選んで値下げして縛る。その後、自宅からエッサホイサと持ってきたダンボール箱ひとつ分の文庫の値つけ。まだ一週間あるんだけどな。

閉店後は金曜恒例の日の出会。鬼子母神まで行き、都電線路沿いに作られている新道の隙間を走り東池袋まで。スイスイと日出優良商店会へ到着、研ぎ猫さん宅へ。すでに武藤さん、退屈クンが飲んでいた。この家近くに揚げ物屋さんがあるのだが、ここが安すぎ！　ぶ厚く、でかい、男祭り開催中級のとんかつが１枚２００円・・・。ステキすぎにもほどがあるだろう。いつもお世話になっている肉の「なりたや」さんに研ぎ猫さんとご挨拶にいくことに。ただでさえ安いのに、いつもあれこれオマケしていただいているというので。おしゃべりしていると、「これ持ってって」と霜降りのステーキ肉を２枚もらってしまった（後で食べたが、ちょっとやばいぐらいおいしい肉だった）。あとから往来座の瀬戸君が来て、旅猫・金子さんと相棒女子のコウノちゃんが来る。

武藤さんが外で猫をつかまえてくる。「だめだよ、東京で「狩り」しちゃ。食べちゃダメだよ」「狩りじゃねーよ！」。その他、退屈クンが急に足をつらせて「ロッキー４」のアポロのようにスローモーションで倒れたり（武藤さんが追い打ちで脇腹をつつきまくる）、退屈クンがダビングした先日の旅猫・金子さんのニッポン放送「高嶋ひでたけの特ダネラジオ」出演部分を聴いたりと楽しく過ごす。みんな死にそうなぐらい腹いっぱい。来週にせまっているというのに誰も外市の話をしないというのも、いつも通り。ステキだ。１１時過ぎ解散。

帰ってきて、借りてきてた黒澤明の「どん底」を見る。何度も見ているのだが、なんだかいつもより身近に感じられた。よく考えたら、ボロ屋の中のシーン、どことなく日の出会みたいだった・・・。テンテンツクツ、テンツクツ、小判の雨でも降ればいい。