いよいよ明日、早稲田青空古本祭初日です

sedoro2008-09-30

まずは月の湯参加の方に業務連絡。荷物を送る方は、開催前々日の10月9日までに往来座へお送りください。10日は昼から搬入作業ですから、9日までに必ず届くようにお願いいたします。都内同業者のみなさま、現在集荷の手配中です。まもなく取りに行く日をご相談の上確定したいと思います。今しばらくお待ちを。以上です。


朝9時に穴八幡集合。いよいよ早稲田青空古本祭の搬入日である。まずは「古本祭」ののぼりを作り、会場に配置する。また、備品類を帳場テントに移し、おおまかな帳場レイアウト。回収した本棚を先にテーブル上に配置(いつもは荷物と一緒に持ち込むのだが、荷物の量が多いのと、レイアウトに時間をかけないために事前に)。会場整備が終わると一時解散。メシ。


午後はいよいよ本の搬入作業。赤帽運送のピストン輸送で本を入れる。写真は本の到着を待つ台車の群れ。慣れたもので雨が降ってても早い。通路に本が山積みのピークがくるころ終了。いよいよ並べの作業。1時間半ほどして今度は全体作業。目録注文のうち、ご来会のお客様の分だけ分けて帳場に配置。はっきりいって疲れた。雨もしんどいっす。今日はテント外のサービス台と階段下の文庫を並べられなかった。明日は雨降らなかったら降らなかったで大変な作業が待っている(それでも晴れたほうがいいけども)。


というわけでいよいよ明日から早稲田青空古本祭です。雨でも開催です。『早稲田古本屋日録』を読んでくださった人にはわかってもらえると思うのだが、「わめぞ」以前、自分が全ての力を向けていたのがこの古本市だった。業界外の感覚につながっているというような、自分の仕事の未来に関係している気がしてあれこれやっていた。それでもやっぱり自分の限界というか、あれこれ思ってもできないことだらけで記念の20回を超えてからはなんとなく中途半端なかかわりになってしまった。自分の中では結構な挫折感だったと思う。それでもその中から、早稲田へ店舗を移して手伝ってくれることになった立石書店の岡島さん、そして「わめぞ」の仲間に出会って、自分だけではできないことが次から次へと実現していくような場所をもらった。だから「わめぞ」への思いというのは、常に早稲田青空古本祭への挫折感の延長線上にあるものなのだ。その古本市が、今年も明日からはじまる。今までにない自然体で初めて初日を迎えることができそうです。ただただ、楽しみたいです。遊びにきていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

「読書の秋」はワセダから・・・ 
第23回 早稲田青空古本祭


早稲田大学から高田馬場駅前まで約30軒の古本屋が並ぶ早稲田古書店街、年に一度のバーゲンセールです。神社の境内に古本ズラリ、毎日追加でのべ30万冊が並びます。


■日時
2008年10月1日(水)〜6日(月) 雨天決行
午前10:00〜午後19:00(最終日17:00閉会)
■会場
八幡宮境内(早大文学部前)
地下鉄東西線早稲田駅下車 徒歩3分
JR・西武新宿線 高田馬場駅下車 
駅前から学バス「早稲田大学正門前」行き乗車。「馬場下町」下車・会場前


■参加店舗 
浅川書店・渥美書房・古書かんたんむ・谷書房・鶴本書店・飯島書店・いこい書房・古書現世・関書店・寅書房・平野書店・三幸書房・文省堂書店・照文堂書店・五十嵐書店・金峯堂書店・立石書店・虹書店・三楽書房・ぶっくす丈・阿南古堂


■会場で1000円以上お買い上げのお客様にもれなく、早稲田古本街の「協力店」で使える1割引券を差し上げます。会期中は何回でも使用可能。(一部商品除く。店で問い合わせください)


「わめぞ」イベントもあるよ! 早稲田青空古本祭期間中の5日(日)に、会場すぐ下の立石書店にて、わめぞの一部メンバーによる「立石書店外市」とでもいうべき「わめぞ青空古本祭」を開催。併せてご来場くださいませ。

第2回 わめぞ青空古本祭 


■日時
2008年10月5日(日) 雨天決行(一部店内に移動します)
11:00〜19:00
■場所
立石書店 外スペース(穴八幡宮本殿側出口すぐ下)


■参加者
藤井書店、九蓬書店、旅猫雑貨店、リコシェ、退屈文庫 ほか