空き地をみつけた

3時に早稲田大学生協のブックセンターへ。古本フェアの撤収。すでに岡島兄弟は本を縛っていた。とりあえず自分も本を縛る。今日は大きい往来座号を借りれなかったので、岡島さんの車。往来座号と違い、ラックを立てて載せることはできない。なので、岡島さんの弟、英二君と、まずは、谷書房さん、うち、立石の本だけ積んで置いてきた。帰ってきて、自分とこのラックを積んでもらい、倉庫に下ろして解散。売れたんだか売れないんだかわからない減りかただ。


店に戻って店に入れる本の値段をつける。が、手間取ってしまい、棚にいれたのが閉店間際。のあー。閉店後、車に明日の新宿展用の古本を積み込む。その後、月曜日の市場に出品する本を作る。さっき新ネタを入れた時に抜いた本、生協から戻ってきた美術関係などなど。いかんことに市場から支払の督促状が来てしまったので、少しでも払う金を減らすために売って相殺しなければ。で、新宿展の売上の一部でサクっと払いたい(督促状来てる時点で全然「サクっ」としてないのだが)。


早稲田通りの裏手、渥美書房横から入っていく道、通称「高木ブー通り」にあった「いつから建ってるんだよ」という木造の建物が壊されてさら地になっていた。文房具屋さんが入っていて、以前、なんの取材だか忘れたけど途中で内澤旬子さんと入った記憶がある。味のある木の絵の具入れみたいなものがあって内澤さんが欲しがったのだが、すでに予約済みだったのだ。となりの元理髪店は、古本屋数軒が倉庫として借りていたことがあった。いきなり、空き地になっているとビックリする。この建物の裏にあるマンションが昔、銭湯・安兵衛湯があったところ。あの「神田川」のモデルになった銭湯だ。
写真のあるサイトがあった。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/yasubeiyuwaseda19890627.html


ハルミンさんからもらった『帰ってきた猫ストーカー』(洋泉社)を読んでいる。名前こそでていないが、中の一篇に自分が出ている。ものすごくバカな人みたいに書かれている・・・。それにしても「猫ストーカー」映画化ってすごいっす。主演の星野真里は「ハル」って名前で、古本屋でバイトしてる役だそう。しかしどんな内容なんだろうか。

帰って来た猫ストーカー

帰って来た猫ストーカー


東京古書会館の新宿古書展は明日11時開場。16日まで。お暇なら。