署名本整理

今週日曜日6日営業します。12:00〜18:00。


朝、丸三文庫へ。店主の羊三が困った顔をしている。「どうした?」「いやぁ、「エヴァ・破」を無料で見たいんすけど、半分しか見れないんすよー」。そんなことかい! 昨日届いた「machinavi PRESS」を置いてもらう。カウンター前に100円均一ラックが。いいのありましたよ。高田馬場の文流さん事務所で集金してから店へ。先日、知人が青空の写真を送ってくれ、そういえば普段、日中に空とか見ないなぁと思ってちょっと寄り道して自転車で早稲田をぐるり。雲の上に青空が乗っかっている。いいもの見た。


署名本の値つけをひたすら。いいものは6月の新宿展目録に載せたので、その残り。あまり興味があるわけではないが、やはり「この人こんな字書くのかー」とか思ってみると楽しくはある。少なくとも一度は本人が触ったという痕跡なのであるから、いろいろ想像する。さきほど出てきたクーデンホーフ・カレルギー『自由と人生』に訳者署名があった。訳者は鳩山一郎。もちろん鳩山由紀夫前首相のおじいちゃん。この本があの「友愛」の元になっている。昭和28年刊。総理になる一年前に出た本。しかし総理大臣だった鳩山一郎が確実に触れていた本が、孫の由紀夫が総理をやめた直後に貧乏古本屋の手元に時を超えてたどりつく。古本って面白いな。


夕方、「WiLL」御一行が。早稲田で講演聞いてきたという。花田編集長、ひさしぶりだ。なんか元気過ぎて怖い。


閉店後、知人とサラッと飲みに行く。戻ってきて残業。酒飲み残業は不思議な感覚だ。ひたすら黒井千次の署名本・・・何冊あるんだ!