第2回あいおい古本まつり御礼

9月18日の、みちくさ市、30日21:00〜受付開始です。http://kmstreet.exblog.jp/


第2回あいおい古本まつり、無事終了しました。3月の第1回は、震災から時間もなく、開催できるかできないかから始まったので、実質、今回が1回目みたいなものでした。やってみると、前回も思いましたが、メイン級のトークなど複数をまとめてやることがいかに大変か、なかなか綱渡りの日々でイベント部門のスタッフも疲れたことでしょう。古本市との収益連結も、ただの足し算なら簡単なわけですが、現実はいつも想像を超えていく(笑) パズルを解くように考え方を角度を変えて、結局まぁ、なんとなくいい感じに着地できたわけで。いや、ホント勉強になるわ、これ。ただ面白いって単純なものじゃなくて、苦しさと快楽があるのがすごい。でも、めちゃくちゃ面白い。


今回、古書目録を事前に発行する、従来の古書会館などでの古本市システムを導入、ある程度の会場売り上げも出て(自分の中の合格ラインだと、全体であと20万円ぐらいは欲しい)前回よりは一歩踏み出せたな、とは思います。もう少しで、「あとは個人の責任ね」といえるところまで来たかな、というところ。とはいっても業界的には大きな目標額ではないけど、楽しみながらこれぐらい入ってきたらうれしいね、というぐらいの。一般参加型のイベントではないので、やはりビジネス要素は必要ですが、それだけでもつまらないことは間違いありません。最近は当たり前に思える環境があるかもしれないけど、以前、早稲田青空古本祭で孤軍奮闘していた時のことを考えると、こうしてたくさんの同業者と、「ただ売るだけ」というものではないものをできる、こんなにうれしいことはないと思います。同業者感覚の外側に、商売をやりながら触れられるって、みんなが思っている以上に贅沢な経験だと思います。そこから先は、ただそこにいるのか、なにかつかみに行くのかは個人の判断だと思います。集団の調和を重んじながらも、わがままであってほしいです、メンバーには。まだまだこれからですよ。


ご来場いただきました皆様、スタッフのみんな、そして会場である相生の里の皆様、本当にありがとうございました。次回3月下旬を予定しています。では。