いよいよ、みちくさ市!

早いなぁ。もう週末は2013年度初の「みちくさ市」です。2013年5月で20回目の開催を迎える鬼子母神通りみちくさ市ですが、今年よりリニューアルして2日間開催に変わり、初日を「わめぞの古本市(一部フリマ枠あり)+トークショー」、2日目を「古本フリマ+トークショー」に。豪華なトークは連日2本ずつの計4本。これまで通り、手創り市さん、ブングテンさんなどの開催も併せ、街全部で大文化祭が行われているような、そんなイメージでいろいろと企画しました。


なんとなく、一昨年ぐらいから、惰性でやっているようになってきてしまったような気がしていて、安定だったらいいのですが、もっと「自分たちの意思」が前向きに表出していないといけないんじゃないかなぁと漠然と思うようになりました。また、「わめぞ」内のメンバーのポテンシャルを自分がまったくいかせていないということも気になっていて、そのあたりから変えていこうとメーリングリストを一新。細かいやりとりや情報を全員が共有できるようにしました。その中から、雑司が谷のイベントではあるけれど、目白のポポタムさん、貝の小鳥さんでの関連企画、スタンプラリーの企画も出てきました。一人一人が自分の役割を重ねていった先にできたものが「みちくさ市」という形にできればいいな、と思ったのです。そういう見えないところの、表からではわからないけど違う、そういうものを変えていくのも大事だと思いました。


表面的にもトークを増やしました。魚雷さんと蟲文庫さんのような今までの流れを組んだものもあり、また知人の内澤旬子さんの連続トークなどもありますが、違った感覚のもの、飯田さんと東さんのトークや、KAI−YOUさんの企画トークなど、なんとなく「古本イベント界隈」と違うけどとても気になる方にも登場していただくことになりました。少しでもお客さんが違う流れと交われるような場所になればいいなと思いそうしました。すぐには効果ないと思うけど、続けることでこちらも変わっていければいいなと。


いろんな意味ですぐに変化が出るかどうかはわかりません。でも、ちょっと先のことを思い浮かべながら、年齢的にも面倒になってきた「ほんの少しの背伸び」をして一年間まずはやってみようと思います。難しいことは抜きにして、ただお客さんには楽しんでいただけたらと思います。そのためにまず、自分たちが楽しく充実感のある二日間にできればと思っています。


ご来場を心よりお待ちしております

第19回 鬼子母神通りみちくさ市


●開催日時
初日・2013年3月16日(土)12:00〜16:00
雨天決行 わめぞの古本市+トークショー
2日日・2013年3月17日(日)11:00〜16:00
古本フリマのみ雨天順延有・当日9:00に天候による開催の有無を決定します 古本フリマ+トークショー


◎豪華トーク4本! 参加者募集は2月14日(木)午前0時から!
3月16日 内澤旬子ルポライター)×上原善広(ノンフィクション作家)
3月16日 飯田泰之エコノミスト)×東浩紀(作家・批評家)
3月17日 米光一成(ゲームデザイナー)×武田俊(KAI-YOU代表)
3月17日 荻原魚雷(ライター)×田中美穂蟲文庫店主)


◎目白の店舗でも、みちくさ市関連展示企画
3月8〜20日 「浅生ハルミン創世記‐現代アートから絵本まで‐」 会場:ブックギャラリーポポタム
3月16〜31日 佐藤ジュンコ個展「海の匂いを聴いた夜から」 会場:貝の小鳥


詳細は「みちくさ市ブログ」にて
http://kmstreet.exblog.jp/