懐かしい人の家に本を買いに

朝方5時ぐらいに目が覚めて、それからずっと朦朧としたままはっきりとした光を迎えた。雨の音。朝食は無理。昼前、ノソノソと着替えて立石書店の岡島さんの待つ車へ。東京の北方面へ向かう。少し開けた窓からたまに入ってくる雨粒が心地よい。


40分ほどで到着。駐車場で久しぶりに会うAさんと挨拶。お会いするのはそれこそ働いておられた店が閉店して以来だからもう7〜8年になるのかな。とても大事だったあのお店。少し懐かし話してから本の運びだし作業。岡島さんが書庫、自分がリビング。終えてまた懐かし話など。Aさんも今は現場勤務じゃないのでなかなかお会いできないけど、嬉しかった。下で見送ってもらい、手を振る。雨は止まず。


高円寺・西部会館へ。週末に岡島さんと弟の英二君が出店していた古書展の搬出のお手伝い。二軒分の荷物を積む。ものすごく久しぶりに高円寺の越後屋さんに会った。20代のころは新宿支部との合同市場だったんで、自分もよく手伝いに来ていて、たくさん思い出があります。エロ本の仕分けとかよくやったなー。


店に帰ってきて本の整理。気持ちの問題なのだろうか、安心したらまた体調が崩れる。薬を、一粒一粒、口に入れる。平凡な日々がほしい。