早稲田堀切劇場は刺激的

開店後、名簿整理続き。昼過ぎ、チェック終了。今度は新規で目録希望のお客様を名簿に追加。「皆さん、よろしくお願いします〜」と念を送りながら打ち込み作業。最後に反応の無いお客様の削除。よく勘違いされるのだが、「たまにしか注文しない」とかで名簿からはずすことは無いです。うちは、注文無くても「継続希望」と一度送ってもらえば、簡単に送付を止めることはない。送ってから全く反応がなく半年ぐらいしてはずさせてもらう、そんな感じです。


午後は『未来』『WiLL』のゲラ戻しをしてから、少し原稿書き。そういえば、『WiLL』のある連載の方が「あのさ、ああいう雑誌になると思ってなかったから原稿料の他に右翼手当て頂戴ね」って言ったっていうの笑ったよ。


その後、先日掘り出された本の残りを棚に出す。昭和36年に開催された「ロバート・キャパ戦争写真展」の図録とか、『儚夢 林静一詩画集』とか、寺山修司ガリガリ博士の犯罪画帖』とか、荒木経惟写真全集のバラとかがあって、自分に対して「埋めるな」と言いたい。


閉店間際、右文書院の青柳さんが来店。次いで堀切直人さんが来店。先日電話で頼まれていた本を堀切さんが取りに来るついでに飲もうという事になったのだ。本を買ってもらってから閉店。近所の飲み屋「とんちゃん」へ。いつものような堀切劇場が展開される。現在好評発売中の『浅草 江戸明治篇』の話から、今後の『浅草』シリーズの壮大な展開を聞く。将来絶対高くなるから買い込むという話をすると「いやだねぇ、商売人は」と言われる。サイコー。ていうか『浅草』の後に出る本までもう決まってるのか・・・。その後、某作家への厳しい意見が。そこに噛み付きますか! 堀切さんは、中途半端な言葉は絶対言わないので、聞いていて、こう、背筋が伸びますです。楽しい時間が過ぎて11時前に解散。青柳さんが「右文書院で・・・」とごちそうに。連日いいのでしょうか・・・。
でも、今日は他にも建設的な話ができたので、よかった。堀切さん、青柳さんに感謝。


帰り、昼の気持ちのままでTシャツで来ていたので、寒くてたまらんかった。