目録入力が終った!

開店後、古書目録の最終的な調整。少し入れ替えてみたり。表紙を製作。午前中で終る。もう少し真面目に仕事すれば、昨日ぐらいには終っていたような気が。


午後は、裏表紙の「店番日記」を書く。ここに書くことは、この日記には書いていないことだけ。なぜか、本を売ってくれるわけでもないのに、お客さんの引越しを手伝う話。夕方、書き終える。これで全て揃った。夜、プリントアウトして明日印刷屋さんへ入稿して終わりだ。


装幀家の多田進さんから郵便届く。『THE BOOK DESIGNS of SUSUMU TADA 4』を送ってくださったのだ。これは、多田さんが装幀した本の書影を小冊子にまとめたもの。これが4冊目。シンプルなデザインの中、文字が力強い。今回の中では陳舜臣『道半ば』と、高橋英夫『本の引越し』が好きだ。坪内さんの『三茶日記』も多田さんの仕事だが、あれは「※」みたいなゴム印を全部押して作ったそうだ。多田さんはパソコンとか使わずに手作業。一度お仕事を拝見させていただいたが、思わず息が止まって窒息しそうに(笑)。凄かった。「なんか、キチッとしてるより、線が曲がってたりさぁ、そういうのが人間らしくていいんだよねぇ」という言葉が心に残っている。この冊子も「4」は手押しのハンコだ。これは嬉しいもらい物だ。「ステキなおじさま」という言葉を聞くと、思わず思い出す。多田さんてそんな人。ダンディ。


今日はこれにて。明日の日記は、土曜日の午前中更新になると思います。よろしく。