文庫の値段をつけながら、秋を想う

店を開け、棚直しなどをしていると葉書が届く。昨日は配達がなかった。すぐに注文品を出して伝票書く。その後、帳場後ろに積んだままになっていた文庫を前に持ってきて値段つけ開始。ただひたすら。どうにもならなそうなPHPとかベストセラーなどもかなり混じっている。これは3冊100円コーナーへ。たまりすぎているので、とりあえず縛って控えに。雨がパラつきはじめて文庫コーナー閉店だし。


新入荷の本と、廉価本のコーナーに棚差し。売れ残り品をチェック。これ、売れないかなぁ、石田友三著『ヨコ社会の理論』(影書房)。タテ社会に対するヨコ社会論。著者の石田氏は一艸堂石田書店店主。『街の古本屋入門』の志多三郎さんの本名です。確かに内容はちょっと・・・という感じですけど、隠れ古本本として買ってくれないかしら。もう半年以上あるんだもの。税込定価2575円が450円なんだけども・・・。


店の外で、ものすごく怖いおじさんがスキップで通り過ぎていった・・・。なんなのでしょうか。買取の電話あり。かなりあるらしい。再来週にしてもらう。午後も文庫つけをひたすら。6時過ぎ、文庫が無くなってしまう。家にあるのだ。雨で運べないし、今日は終りにしよう。いろいろメールの返信など。


7時閉店後、家で夕食。7時半に、店の近くの新宿授産所へ。早稲田青空古本祭(10月1日〜6日・穴八幡宮にて)の会議。今日は役員の中心メンバーだけ。今月末の参加募集を前に、ある程度の方向性を決める。実行委員会の編成からはじまり、その他こまかい決めを。旗、のぼりを新しくする予算についても長く話す。これだけでウン十万かかるんだもんなぁ。9時終了。明日も文庫の値段つけだ。