一日中、人の名前と住所を見てた。

 今日は終日、古書目録の名簿整理。住所変更、発送停止などあれこれ。それ以外は特に記すことなし、お店関係は。


『季刊 本とコンピュータ 第二期16号』届く。ついに終刊号である。厚いです。いきなり最初の座談会の写真、濃すぎ! 津野海太郎氏、松枝到氏、宮下志朗氏、リービ英雄氏、津島佑子氏が。津野さんなんか両手ポケットにつっこんでるし。ステキすぎ。しかし、写真などが少なく、ここまで「活字!」だと読むきっかけがいりますです。南陀楼綾繁さんは河上進名義で、ルポ「そして、本だけが残る」を執筆。流通にのらない小出版社のルポ。随分長い雑誌のような気がしたが、創刊は1997年(長い方ではあるが)。ただ、正直、豪華な編集布陣、執筆者のわりに最後まで、「本とコンピュータ」という雑誌のアイデンティティが確立できなかったと思う。なんというか、人に「こういう雑誌」と説明しづらい雑誌だった。しかし、今号掲載の総目次を見ると、「おっ」と思う記事が結構ある。読み返したい記事が。この雑誌の二十年後が、楽しみだ、古本屋としては。この雑誌に閉じ込められた「現在」が、解放される時代はくるのだろうか。なにはともあれ、編集室の皆様、お疲れ様でした。そして、野に放たれた南陀楼綾繁に期待してますから、今後の活動を楽しみにしてますから、自分。


発言の割に本人は優しい事で有名なエロ漫画編集者、塩山芳明さんから『記録』6月号(株式会社アストラ 03-3288-3946)が届く。塩山さんは講談社文庫の曽我部司『北海道警察の冷たい夏』を書評。「面白すぎる」との事。書評タイトルがステキ。「警察・ヤクザ・ロシアマフィアにかみつく”野良犬”に興奮!」。この冊子、JR東日本の社員の方が日記連載していて、毎回面白いのだが、今回は「緊急特集」としてあの脱線事故について。なにが面白いって、途中から、この方がメディアで話したことが大変なことになり、会社から呼び出されて・・・。結論はたいした事ないんだけども。480円。書肆アクセスで買えるはず。


以上、届いた雑誌の紹介ばっかりでした。北朝鮮戦がはじまる。スポーツ観戦大好きなのだが、どうもサッカーだけ興味が無いのです。でも、見よう。帰ります。


そうだそうだ、ブログ「エエジャナイカ」(http://d.hatena.ne.jp/akaheru/20050606)のakaheruさん、早稲田のメルマガで連載してもらってる”大阪のチン”前田君の友達なんですか! ビックリ。最近、一番お気に入りのブログです、自分の中では。