松本八郎、大いに語る

午前中、メールチェックなど。時間かかって、昼食まで続いてしまった。食事後、安藤書店へ。早稲田大学の広報紙『早稲田ウィークリー』の取材。古書店街特集号を出すとの事で。取材の方と安藤さんと喫茶店「シェヌー2」へ。1時間ほど話す。それほど古本に詳しい方ではなかったので、勉強になる。どのように伝えればわかりやすいか、というのは大事な感覚だ。読むものを探す、というよりは、多様な楽しみ方を。もっと古本屋で遊んで欲しい、というような事を話す。


店に戻り、『未来』のゲラチェック。いくつか訂正して、送り返し。新しい担当の天野さん、言い回しなどがわかりづらいところを的確にチェックしてくれる。嬉しい。気合を入れて書かねば。6時すぎ、店をあがらせてもらう。


自転車で江戸川橋近くのEDI(http://www.edi-net.com/frame/annai.html)の事務所へ。今日は、柳瀬徹くん(元ABC、現・青土社営業手伝い)、荻原魚雷さんと松本八郎さんに会いに行くのだ。『サンパン』の原稿はメールだし、早稲田から引っ越してからはなかなか会えず。たまには松本さんの「燃える文学講義」が聞きたいのだ、みんな。7時、事務所で集まり1時間ほどおしゃべり。近況などを話し合う。松本さん、いつのまにかヒゲが生えてた。しばらくしてEDIの若頭・藤城さんを入れて、事務所近くの飲屋に場所を移して飲む。今後の出版の話からEDI叢書刊行中にブラックジャーナリズムと間違われそうになった話までの松本劇場。その後、魚雷さんの昔話(書けないぐらいとんでもなさすぎ)で大爆笑。結局、松本さんにご馳走になってしまった。いやぁ、楽しかった。松本さんは外に向かって文章を書くきっかけを与えてくれた恩人である。元気な松本さんを確認できて嬉しかった。全く商売っ気が無いところも!(柳瀬君が「『サンパン』追加で5冊欲しいので売ってください」と言ったら、最初は5掛けで、とか言ってたのに結局「もういいよ、テキトーで。5冊言わず10冊持ってきなさい」とか言ってるし・・・)。松本さんのスムース文庫も、近い将来出そうですよ。