思い出片手の楽しい夜

昨夜、高田里惠子『グロテスクな教養』読了。寝るの遅くなってしまった。内容がどう、というのではなく、文章が読みづらい気が。あと、皮肉が中途半端。オヤジが若者を意識して歌を歌うような感じ。途中で飽きて後半相当流し読みなので、読んだとは言えませんです・・・。近日、店に出します。


起きるの遅くて遅刻気味に神保町の東京古書会館へ。明日からの新宿古書展の搬入。もうほとんどの人が地下に荷物をおろし終わっていた。あわててカーゴで下に下ろして並べ始める。急げ急げ。並べ終わって今度は目録注文品の荷分け。全員が注文品を「送り」と「来会」別に「あいうえお順」に分け、そこからさらにお客様別にわける。送りは、重さで書籍小包と宅急便に分けて終了。4時ごろ終わる。三楽書房のアキヒロ(親父の安藤書店の手伝い)の車で早稲田に戻ってくる。あぁ、朝から何も食べてなかった。コンビニの弁当ですます。


5時、新宿へ。立石書店牛イチローと、そのパートナー・ナベちゃんと待ち合わせ。少し、ブックファーストのルミネ2店を見て、都庁へ向かう。今日は神保町の某書店二代目の結婚パーティー。ホントは披露宴も行きたかったのだが、搬入だったので。二次会から参加。彼とは古書市場で一緒に働いていたことが。ホント働き者で、すばらしい若者なのだ。都庁の四十何階のホール。すごいとこでやるなぁ・・・。久しぶりに会う同業者がたくさん。他にもいれると200人くらいいたか。ひたすら食って飲む。


9時前に終了。久しぶりだしどこか行くか、とカラオケに十数人で。吉祥寺の藤井書店の三代目、藤井里望(りぼうと読む。何回か岡崎さんの日記にも登場)のラップが大げさでみんな爆笑。エミネムならぬリボネムを襲名。ナベちゃんは本職がオペラ歌手なので、すごいものを聞かせてくれた。市場には落札品に入札の札を貼り付ける「テープ貼り」というバイトがあるのだが(メルマガ「早稲田古本村通信」の濱野奈美子さんの「古本バイト道」に詳しい)その歴代女性が勢ぞろい。みんなステキな歌声で癒してくれる。0時解散。飯島書店の芳樹さん、アキヒロ、西村博子さんとタクシーで帰ってくる。ひさびさ、共に働いていた懐かしい人間と楽しい夜だった。明日から新宿展、がんばんべ。


メルマガ「早稲田古本村通信」(http://www.mag2.com/m/0000106202.html)最新号は20日昼に配信予定。南陀楼綾繁松本八郎荻原魚雷の各氏が登場します。自業自得ですが、これから編集します。もう午前2時超えてるよ!

新宿古書展

▼開催日時 6月20日(月)〜22日(水) 10:00AM〜6:00PM(最終日5時終了)
▼会場 神保町・東京古書会館 地下催事場
http://www.kosho.ne.jp/~tokyo/kaikan.htm

▼参加書店
安藤書店、五十嵐書店、いこい書房、古書かんたんむ、古書現世、金峯堂書店、さとし書房、二朗書房、照文堂書店、関書店、立石書店、鶴本書店、ブックスアルト、古本の店せいしん、楽園書林