『未来』最新号、出ました。

開店後、昨日お客さんから買った本の値段つけをする。単行本が多いが、文庫も結構ある。ちくま文庫の2冊、末井昭素敵なダイナマイトスキャンダル』と岡留安則『武器としてのスキャンダル』のスキャンダル本を持ち帰り本に。しかし岡留氏、『WiLL』の日記で「もう引退した身だから」「あとは私のやる気が」みたいな事ばっかり書いてるけど、朝日ニュースターの番組といい、単行本といい、やる気マンマンもいいところ。素直に「まだ目立ちたいです!」言えばいいのに。 


昼食後、『未来』の7月号が届いていた。今回は飯島書店。お姉さんが荻窪の岩森書店に嫁いだことから始まる古本屋への道を書きました。移転の記念ということで。三楽書房、五十嵐書店、平野書店、メープルブックスに配布依頼へ行く。『古本共和国』編集に集中するために8月号はお休みさせてもらうことにした。


内澤旬子さんより「東京国際ブックフェア2005」の招待券が大量に届く。なんか間違えそうなので、HPを見てください(http://www.digi-fair.jp/)。で、大日本印刷のブースで先着3000名に内澤さんのイラストポストカードがもらえるのだという。詳しくはこちら(http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20050630)。同封してもらったのだが、もらってうれしいポストカードですよ。今日から「招待券」配布しております。7月7日〜10日まで。会場は東京ビックサイトです。行きたいけどBIG BOXの最中だよ。招待券に「本展の規模は巨大です。1日では見きれませんので2日間・3日間のご来場をおすすめします」とある。凄い言葉だ。


五十嵐書店の店員である野村さんが新宿京王での大古書市のポスターと目録を持ってくる。分厚い目録だのぉ。うちのなんか「フッ」って吹いたら飛びますから。7月28日〜8月2日まで。ちなみに、牛イチロー先生の松屋浅草での古本まつりは7月13日〜19日。


値段つけ続き。長谷川集平『映画未満』(筑摩書房)という本が。85年から89年にかけての著者の映画ノート。こんなの出してるんですね。ロリコンアニメ「くりぃむレモン」を観るというので1章さかれているのがサイコー。叔父にあたる浦山桐郎のことを桐山婦人と語る対談も収録。しばし眺める。その後、BIG BOX用の本をどんどん縛る。気づいたら7時近く。常連のHさんが来て大量に本を買ってくださる。助かりますです。閉店後、友人と食事。帰り、早稲田の「あゆみブックス」へ寄る。この新刊書店、いついってもお客さんが多い。普段夜中1時までやってるんだけども1時近くでも結構人いるのだ。まず、『編集会議』を立ち読み。花田さんが降りてから初めてのぞく。角田光代さんのインタビューを。『古本道場』を中心に。おぉ、UBCのトークショーで岡崎さんから授与した「段位授与証」の写真がありますぞ! 『諸君!』を購入。今月から池谷伊佐夫氏の『古本蟲がゆく』がはじまったから。第一回は古書市場に潜入。これ、取材はだいぶ前、3ヶ月ぐらい前じゃなかったか。お得意の斜め上からのイラストも健在。微妙に「それは違うのでは・・・」というところがあるが、そんなことはいい。「「南京図書大略奪」のまぼろし」という記事、気になるなぁ。明日は日記お休みです。やることが山積みだ!