誰にも会えない神保町

11時すぎ、毎度おなじみ牛イチローが車で迎えにくる。今日は先日、本を引き取りに行った工作舎に、引越し作業中に出てきたという残りを取りに行く日である。まず昼飯を、ということで落合の「小樽寿司」(回転)へ。一皿100円のわりにおいしい。牛センセーは二日酔いであまり食欲ないみたい。自分はガッツリ食べる。トロサーモンおいしいなぁ。山手通りで渋谷に向かう。


1時の約束だったのだが早くつきすぎた。車の中で待つ。少し寝た。1時少し前に工作舎のIさんが到着。新社屋の月島から。中に入ると、つい一週間前まで雑然として、社員の方々があわただしく仕事をしていた面影は無く、ただただ広い部屋が静かなのであった。こんなに広かったんだ。階段につまれていた残りの本を縛って車に積む。今回は少ない。挨拶をして外観を見る。味のある建物だが。


神保町をめざす。古書会館へ。荷物を下ろし、水曜日出品の場所に置いて終了。少し市場に顔を出す。久々に会う本屋がたくさん。しばし談笑。牛イチローと別れて神保町をブラブラ(じんブラ)。たまには"人文プリンセス"のSさんに会いにいくか、と三省堂へ行くも会えず。月曜お休みだったっけか。東京堂のふくろう店へ行き坪内さんの棚を見てから書肆アクセスへ。畠中さんに会いに行くも不在。Aさんがいたが、仕事の邪魔にならぬよう黙って出る。しょーがなく早稲田へ帰ってくる。


その後、あちこちの古本屋から呼び出し。自転車であちこち。BIG BOXのことだったり、青空のことだったり。面倒な仕事が増えるだけで嫌になったので、三楽書房へ行き、アキヒロに少しかまってもらう。でも結局仕事の話に・・・。まぁ、こいつのポジティブさには頭が下がるよホント。


その後、『未来』のゲラを返送したり、その他原稿のチェックをしてから、『古本共和国』の20回記念エッセイ「私と早稲田古書店街」の入稿された手書き原稿分をテキストにする作業。今日締め切りなのだが、まだお三方が・・・。まぁ、締切日にもらおうなんて考えてはダメですな、ねぇ『WiLL』の川島くん(笑)。さて、遊びに行きますのでこれにて。


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