9月の影を踏むころ

青空古本祭記念目録『古本共和国』の巻頭エッセイ「私と早稲田古書店街」のゲラが全部戻ってきた。ひと安心。表紙作りを忘れていた。表紙デザインを作り。特集本文をもう一度手直しして印刷屋さんへ戻す。だいぶ気持ちが楽になる。


選挙の演説会のお誘いが。某議員の事務所の方。なんだか、「自分はこの人に1000万ぐらい貸していて、返済が遅れているのでは」というぐらいペコペコされる。あなた、死相が出てますよ・・・。早稲田は東京1区。毎回、衆議院選挙では自民党与謝野馨と、民主党海江田万里の一騎打ちだ。確か海江田万里小選挙区では2連勝中だったと思う。前回与謝野氏は比例で当選だった。10万ぐらい本を買ってくれたら考えますよ(おいおい)。


午後は、昨日からの『古本共和国』の古書目録部分の代打ちを。いこいさんの目録を入力していく。今日が締切日なので、メールでもいくつか入稿がある。テキストで入稿する人も、五十嵐さんのプリンターで出力するので、プリンタドライバの入ったパソコンで文字切れ訂正などの微調整する。終わったものから五十嵐さんに送信。閉店まで入力作業続ける。いこいさんはもう少し。あとは寅書房さんの分。


閉店後、7時半に早稲田授産所へ。早稲田青空古本祭の実行委員会議。もう時期が時期だけに詳細を決めていく。目録『古本共和国』の郵送作業の割り振り、目録と会場からの宅配便業者の見積もり状況、作りかえる、のぼり、ペナント、ちょうちん、看板などの見積もり確認と決定(すげー金が消えていく・・・)、ポスターを貼る場所の金額と確認、マスコミリリースについて、周辺商店街との協力体制の確認などをひとつひとつ決めていく。最後に会場設営について。先日行われた今年の測量状況を図面を見ながら討議。いつもの早稲田の会議はダラダラだが、今日はあっという間の2時間。来月頭の参加者全員会議までに、今日決めたことを具体的に発表するために動くことになる。俺は一足お先の目録部だから、少しは楽。といっても全体責任者の一人だから全部考えてはおかなくてはならないのだけど。ていうか、こんなに豪快にお金つかって大丈夫なのかしら・・・。


店に戻り、メルマガ「早稲田古本村通信」の編集作業。今号は南陀楼綾繁松本八郎荻原魚雷の各氏が登板。明日の午前11時に配信します。と思ったらちょっとトラブルあり。早くても21日になりそう・・・。


ホリエモン出るのか。静香ちゃんとの対決。民主の候補が「剛田」とか「出来杉」とかだったらいいのに(普通の人でした・・・)。