1年分の埃を浴びて

今日もひたすら本の整理。親父が市場から大量に本を買ってきた。あいかわらず置き場所が無いが、来週は市場がお休みなのでしょうがない。さすがに親父も真面目に値段つけを。


午後も引き続き。BIGBOXの残り物の整理が終わった。見切りの百円均一本が異常に増えてしまい置き場所に困る。はじっこにドカ積み。続いて、1年間、なんとなく未整理になっている本たちをいろいろな所からほじくり返して値段つけ。ここで売らずにどこで売るという感じである。結構いい本が出てきたりするので毎年楽しみ。ていうか、なぜ、いい本が埋もれるのかは解明されないのだが・・・。なんか忙しくて置いておいたら、その上に本を積んでしまうという感じなのだろう。


整理して縛った本がたまったので、自宅まで台車で運ぶ。明日も裏をほじくりかえそう。文庫の値段つけ(BIGBOXと違い、なんでも売れるわけではないので、選ぶのにさらに時間がかかる)、『未来』の原稿書き(まだ取材もしてない)が胸にひっかかっている、涼しい一日。ため息ひとつ。明日は朝から早稲田通りの古本祭ペナント付け作業などなど。そろそろ週間天気予報が気になってしょうがない時期が。


長嶋千聡ダンボールハウス」を読了。笑った笑った。賃貸の家とか、猫専用とか、5万円の豪邸とか(「当時は500万貯金があったから」って、じゃあなぜこの生活に・・・謎はあきらかにされず)発想の面白さに感心。著者とホームレスの方々との交流も良く、卒業祝いに奢ってもらったり、パーティによばれたり。しかも「あとがき」では彼女をホームレスのおじさんに取られた事まで告白。著者の方が気になって仕方ありません! ステキだ!

ダンボールハウス

ダンボールハウス