嬉しいツインタワー

ひさびさにゆっくり寝た。起きて携帯をチェックすると、伝言メモになにかはいっている。再生すると「松本でございます。電話くださいませ」と。EDIの松本八郎翁である。凄い目覚めになった・・・。電話してみると用事いくつか。近く会いましょうと約束する。


11時、店へ。最初から店番するのは久しぶり。帳場に気持ちの収まりが悪く、店内を棚を直しつつウロウロ。ようやく落ち着いて、12月18日(日)〜20日(火)の新宿展の目録書き。金曜日が締め切りなり。うちは3ページ分。昼食までに1ページ書き終える。


家で昼食。ちょっと気になることがあり再度『月の輪書林それから』を開く。あるものを探しているうちに楽しい箇所を思い出した。探してみると、あった、あった。

「姪の知未にモーニング娘。の名前を教わる。加護ちゃん辻ちゃんの名前が交錯していたが、これで、全員の名前と顔が一致するようになった。」

月の輪さんがモー娘パーフェクトは凄すぎるよ! まさか辻潤以外の辻ちゃんも知っていたとは。


新宿展の日程変更に従うあれこれを調整。あぁ、面倒くさい時に当番(目録やポスターその他の製作担当。年に1度まわってくる)になっちゃったな。


6時まで目録書き。2ページ分終えて本日は終了。いつもながらの早稲田授産所へ。BIGBOXの計算作業。袋を破り、7日分の伝票を積み上げる。おぉ、うちと、いこいさんがツインタワーに。期待できそう。値札を金額ごとに分けて枚数計算。それをパソコンに入力。すると経費などすべて引いた金額が出る。出てきて検算。みんな「いくらだ」とウロウロ。結果は・・・いこいさんに3万円届かず2位。それにしても枚数がうちらの半分以下の岸書店さん、売上げは現世と1万円しか違わない。単価高っ! うちが一週間で売った冊数は1793冊でした。なんと青空古本祭の現場より売上げよかった。全体は普通の売上げ。うちらの班は今年のBIGBOXは終了である。いい感じで終われました。


家で女子バレーボールのグラチャンを見てから(御贔屓の宝来選手があまり出てなくて残念)店で今日、親父が買ってきた某氏の寄贈本整理の値段つけ。出たばかりの文庫とかもありますよー。


先日の恵比寿飲み会の時にポプラ社の矢内さんからいただいた、中島さおり著『パリの女は産んでいる 〈恋愛大国フランス〉に子供が増えた理由』を読んだ。タイトルを見ると、かたい内容に思う人もいるかもしれないが、著者はフランス人の夫とフランスに暮らしていて、生活の中から書いているので読みやすい、というか面白い。恋愛から見たフランス文化論。ていうかフランス凄すぎ。著者は留学して彼氏の家へ行き「自宅寝室に招いてセックスを伴うお付き合いをするのが、親も公認のふつうのこと」であるのにビックリ。通された部屋はダブルベット。他にもフランスが徹底したカップルを単位とした社会だというエピソードがたくさん。男が4、5人で群れていると「かわいそうなゲイの群れ」になってしまうんだから怖すぎ。フランス人が日本の居酒屋に来たらゲイバーに見えるのか。一気に読んじゃった。

パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由

パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由