ボボ塩山、ヘッドバット100連発

寒い。寒すぎる。何にも考えないで立っていると、「ちゃっぷい、ちゃっぷい、どんとぽっちぃ」と声に出たりもする(古っ!)。尋常ではない重ね着をしているのだが。ちょっと仕事をしに、と自転車で店に帰るのも面倒くさい。今日は休み時間ごとに喫茶店だな。ためこんでいた雑誌は昨日全部読んでしまったので、何かないかと芳林堂書店へ。新刊の棚を見て日垣隆著『いい加減にしろよ(笑)』を購入。今日、休憩時間にずっと読もう。それにしても奥付で「(笑)」に「かっこわらい」ってルビふってあるのがなんかいい。いつの日か自分も『売れねぇよ(泣)』(うれねぇよかっこなき)という本を出したいです(かっこわらい)


午後6時、今から3時間休憩。いったん店に戻り、本の棚入れなど。7時前にBIGBOXへ戻る。三楽書房のアキヒロ、柳瀬徹君と会う。芳林堂の入っているビルの地下にある〈紫蘇の実〉へ。店の前にフラフラしているオッサンが。このお方こそが毒舌王のエロ漫画編集者・塩山芳明御大だ。今日は、塩山さんを囲む新年会なのだ。書肆アクセス店長・畠中さんプロデュースである。他に濱田研吾くん、荻原魚雷さん、南陀楼綾繁さん、未来社の小柳暁子さんが参戦。塩山さんはアキヒロがお気に入り。2回目の対面なのだが、アキヒロが神保町田村書店の通称タテキンで店番していた時に顔を合わせていたので、面識がないという気がしていなかったという仲。親子みたい。酔っ払っていた塩山さんは、なぜかアキヒロにヘッドバットを連発。それがだんだん音がひどくなっていくんだよ(笑)。おとなしくしている時はアキヒロの肩に頬をつけて寝ているという他のテーブルから見たら、かなり危険な光景だ。はっきりいって疲れる。塩山さんのハイテンションは、マラソンにハードルが置いてあるような感じなんだもん。11時ごろお開きになる。誰にも挨拶しないで、空気のように帰ろうとする塩山さん。なぜだ! 南陀楼さんもお帰りに。


他のメンバーで、BIGBOXの裏にある〈東方見聞録〉へ。グダグダの飲み会に。柳瀬君、小柳さんが帰り、いつもの徹夜組メンバーが残り、危険な空気が漂う。2時過ぎ、帰ろうということになる。みんなタクシーで。しかし、畠中さんが「トイレ行ってくる」といったまま30分近く帰ってこなくなる。店員さんにトイレに呼びにいってもらい出てくるも、千鳥足で他の個室をのぞきまくっていた。畠中さん、真正面ですよぉ!
「ここのトイレ、寝やすいわぁ」。ステキすぎる。


自転車で自宅に帰ってくる。顔、冷たっ。