雨は横から降ってくる

雨予報。なんだけど寝坊してしまい自転車でBIGBOXへ急ぐ。昨日、親父が買ってきた新ネタを値つけしたものを棚に差す。10時から店番して、11時からの休憩で自宅へ戻る。風呂に入る。昨日、入れなかったからね。朝風呂サイコー。でも、あまりのんびりできずにあわてて会場に戻る。


午後、ついに雨が降り始める。急に寒くなってきた。帳場内にはひとつだけ電気ストーブがあるのだが、みんな狭い中、寄って来る。猫じゃないんだから・・・。風が強くなってきて、帳場まで飛沫が来る。横に雨が降るのだ。頼んで入り口のシャッターを半分下げてもらう。文庫ワゴンにビニールシートがかけられた。雨宿りの人達が会場内にまで入ってきてしまい、棚が埋もれる。ひどいよ。


今日は5時から3時間休憩だ。会場で、未来社天野みかさんと待ち合わせ。なんだか女子高生のようなたたずまいで現れた。年はひとつ上の天野さんであるが、見た目が若すぎ。昨日に続いて〈東方見聞録〉へ。年末に目録で注文してもらった本を渡し、その後はいろいろとおしゃべり。さらに、今年の秋に未来社から刊行予定の『開店まで 早稲田古書店街外史』の簡単な打ち合わせをする。書き下ろし部分が多いので、苦労しそうである。日程を聞くと、すぐにでも取り掛からねばならない。動くか、そろそろ。天野さん、お世話になりますけん、よろしゅう。早稲田青空古本祭での初売りを目指す。7時40分ごろ別れる。


会場へ戻ると、大変なことになっていた。吹き込みが激しく、前方の棚には全部シートがかけられている。帳場をレジひとりにしてあわてて作業したそう。とんでもなく寒いし、棚は見づらくなってるしで、営業しているように見えない。みんな布巾で棚の水滴を拭いている。人、いないし・・・。9時、閉会。売り上げも厳しいっすよ。あと2日です。明日は休日なので8時終了、月曜日は最終日なので7時終了です。