0冊から1200冊へ

午前中、渥美書房さんが、昨日の市場で落札した本を取って来てくださる。ここ数日、市場で本が買えずに「落ちないなぁ」と親父と嘆いていたら、いきなり1200冊ぐらい落ちてきた。これで約10万円。売ったらいくらになるやら。とりあえず入口に下ろし、その後、裏に運ぶ。それだけで30分ほどかかった。親父に安値つけられそうな、面白い本は先に抜いておく。カッパブックス富士正晴編著『酒の詩集』なんて危ないよ。下敷きになって5、6年の禁固になるかもしれんよ。単行本に混じって、中公文庫の山田美妙『フィリッピン独立戦話 あぎなるど』が。久々だなぁと思っていたら、その後すぐに来たFAXでの探求書にその書名が。すぐに電話すると、ぜひ欲しいとのこと。すばらしいですね、エヘ。


午後は、メルマガ「早稲田古本村通信」の編集。あちこちサイトを見ながらなので、時間がかかる。途中で飽きて値付けをしたり。で、調べてて見つけたのですが、自分としては全く知らなかった書肆心水という出版社さん、凄いシブいっすね。ブランショの本をたくさん出しておられるのですが、それ以外の北一輝著『北一輝思想集成』とか狩野亨吉著『安藤昌益』とか売りたいもの。刊行予定も凄くて、宮崎滔天著『アジア革命奇譚集』、杉山茂丸著『俗戦国策』『百魔』『杉山茂丸怪文集』、マルセル・モース著『贈与論/身体技法』とか。全部売りたい(笑)。http://www.shoshi-shinsui.com/


完成後、すぐに送信。閉店時間。今日は、「WiLL」の担当・川島君が自宅に遊びにくる予定だったのだが、風邪でダウンしたらしい。お大事に。またいつでも。なので、またふらふらしてきます。明日は土曜日。たくさん売れるといいなぁ。