人が来る、人が来る

今日も目録入力を続ける。午前中は特になにも無く終わる。


昼食後、店に戻る。ドアを開けて帳場へ向かうと、お客さんに「こんにちは」と声をかけられる。おおお、晩鮭亭さんじゃないすか(ブログ「晩鮭亭日常」主人。現在更新お休み中でプライベートモードになっている)。せっかくなので、喫茶店へお誘いする。お休みに関しては、別に何かがあってやめているのではないそうだ。プライベートモードにしているのは、お休み中も簡単な備忘録をつけているので、外部からは見られないようにしてあるとのこと。で、皆様に朗報。今月中には再開するそうです。よかったっすよ、やっぱ晩鮭亭さんのブログをさぁ、日付変わりぐらいに携帯チェックしないと一日終われないっすよ。


店から電話。南陀楼さんが来店したという。喫茶店まで来てもらう。3人で、一箱古本市のことや他のことをあれこれ。うわぁ、6時になってるぅぅ。南陀楼さんとは店の前で別れ、晩鮭亭さんと店に戻る。先ほど、三國一朗の「肩書きのない名刺」(中公文庫)を探していると聞いていた。そうですか、ふむふむ、なんてノンキに聞いてたら、「あるじゃないですか」と見つけられる。申し訳ない・・・。たくさん買ってもらってしまった。ありがとうございました。


ちょっと入力作業をして閉店。池袋のジュンク堂へ。岡崎さんの本の装画でおなじみ、石丸澄子さんのシルクスクリーンポスター展示即売会を見に。五反田の古本市のポスターを中心に20枚ちょっと。石丸さんのポスターを初めて見たのは、まだ神保町の古書会館が建て直す前のこと。業者入口の受付前に掲示板があったのだが、そこにとんでもない色づかい、デザインの古本市ポスターが。だいたい地味じゃないすか、古本市のポスターなんて。それが真っ赤の火星探検みたいなやつがあったのでビックリ(今回の展示には無かった)。今でもはっきりと覚えてますもん、あの日の衝撃。会場でのんびり見る。会場には、岡崎さんの『気まぐれ古書店紀行』のカバーが貼り付けてあった。なるほど、写真で見るよりやっぱ実物ですね。ゴソゴソ調べる。ハハッ、面白い仕掛けになってるんだぁ。ポスター展は28日まで。ジュンク池袋本店3階の壁面です。
 自分、シルクスクリーンってどういうものなのか、微妙にわかりません。なにせ「印象派」と「シーア派」の区別がつかないぐらい、知識がないのです・・・。


帰ってきて、入力作業続き。昼間サボった分、やらなきゃ。コーヒーを買いに外へ出ると、雪が舞っている。帰りの景色を想像しながら、いったんシャッターを閉める。