アマゾン!

親父が市場に昨日の市場で買った本を取りに行くというので、乗せていってもらう。今日は新宿展最終日。開店後、残っている送付希望の注文品の伝票書き。ひたすら続ける。某書店(おっさん)が洒落たチョコを持っている。誰にもらったかと思えば、今日の市場でバイトの子が入札に来た業者に配っているのだそう。「良かったですね、女の子にもらえて」と言うと、「いや、横にいた○○書店に渡されたんだよ」と。おっさん同士のチョコ受け渡し禁止でお願いします・・・。昼食、またもや安藤さんにご馳走になってしまった。食事中、今年の早稲田青空古本祭についていくつか話す。何かを変える時には、安藤さんの実行力が必要なんですよ。提案を了承してもらう。さらなる経費削減、お金の流れを変えることになると思う。


おやつの頃には発送作業も終わる。引き続き、発送伝票や、会場売り上げの検算。閉店が近くなり、某書店さんが「対業者安売り」をはじめる。もう全部市場に出すので大幅に値下げしてくれるのだ。3500円分くらい抜く。「いくらでいいですか?」と聞くと、「もう透史くんだからいいよ、500円で」。500円! 安すぎるよ! といいつつありがたく買わせていただく。その書店さん、他の店主にも「新しい本、アマゾンとかで売ればいいよ、100円でいいから」と会話していると、横にいたいこいさんが「アマゾンに本買う人いるんだ! すごいなぁ」と。ベタすぎるアマゾン違いだよ!


5時閉会。本を縛り始める。これさえなければ楽なんだけどなぁ。駐車場で、人の荷物の積み込みを手伝ったり。すると、どこからか「向井さーん」との声。同業者が、ボロボロの木箱を大量に引きずってきた。これを解体して、ゴミに出さなければならないのだという。で、壊すのを手伝ってほしいというのだ。そういうの大好き!! バットを折るがごとくキックやニーで破壊していく。伊達に「古本界の破壊王」名乗ってないんだよ。破壊しおわって満足していると、後ろには右文書院の青柳さんが。完成したばかりの拙著『早稲田古本屋日録』の見本ができあがったのだ。受け取って中を見たいが、手が汚いので見られず(汚れやすい紙なのだ)。近くにいた三楽書房のアキヒロも、青柳さんからもらっている。アキヒロ「明日売っちゃお。300円で売れるかな?」「サインなんて入れたら100円っすよ」とかほざいている。あたたかいお言葉、ありがとう(殺す)。22日配本なので、その週末から週明けぐらいには本屋に並ぶかな。早売り情報はまた。


解散して新宿へ向かう。のんびり食事。酔っ払ってしまいました。『早稲田古本屋日録』の当店からの通販予約受付は、明日から募集します。それから、25日(土)2:00からのコクテイルでのトークは、みなさんから集まった質問をネタにアクセスの畠中さん、浅生ハルミンさんとトークをしていきます。当日いきなり見せられた質問に答えるので、南陀楼さんのブログで質問を募集しています。南陀楼さんまでメールで質問をお寄せください。よろしく(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/)。当日、本を買っていただいた方(もしくは持ってきていただいた方)には、コクテイル限定で、ハルミンさんの「ネコイラスト」も添えます。蟲文庫さんの撮った猫写真に、ハルミンさんの猫イラスト。文中にも猫が結構出てくるので、本を猫まみれにしてやってください。詳細は近日。