目録注文に追われて

『早稲田古本屋日録』予約はこちら http://d.hatena.ne.jp/sedoro/20060215


親父が先に行ったので、のんびり店に行ったらもう目録の注文が入りだしている。油断していると、どんどん電話が鳴り出す。どんどん受注していると電話で「山本です」と。山本善行さんじゃないすか。久しぶりだ。ある本を御注文いただいたのだが、印有なので一応確認すると「大丈夫大丈夫! よければどんどん押してや」。印を追加するんすか!!


花田編集長から注文。「もしもし、注文だけで取りにいかない花田でーす」。凄い挨拶だ! でもそういう花田さんが好き。多くなりすぎたので、自宅に送らせてもらうことになった。「本、ラジオで宣伝するから。「WiLL」は来月でね」。ありがとうございます(涙)


午後はひたすら伝票書きと荷造り。いつもよりいいかな。古書通信・樽見さんの私家版『古本好き』、講談社の移転記念の写真帖(昭和10年)『団子坂の思ひ出』、井原高忠『元祖テレビ屋大奮戦!』などが人気。


7時半、いつもの授産場へ。組合新宿支部早稲田班の班会。まぁ、早稲田古書店街の会合のことです。青空の人事の件など。店主旅行の是非が一番長く議論。平和です。あることを提案して了承された。4月ごろから動き出すつもり。


帰り、別冊週刊新潮の創刊号復刻版を買う。これ、300円は安いよ。齋藤十一関連記事や創刊スタッフの思い出話、「連載小説」「連載コラム」の全リストまでついてるし。復刻部分も面白い。「週刊新潮掲示板」なんて三島由紀夫が「文壇ボディビル協会設立したし。キャシャな小説家に限る」とか書いてあったり、伊藤整が「日本文壇史」史料のために明治大正期の「中央公論」バックナンバー探してたり。


9時に帰ってきて伝票書きなど続ける。メールの返信追いつかず。もう、2時なので帰ります。明日は日曜日。店を閉めたまま作業します。


岡崎さんから『気まぐれ古書店紀行』届く。ありがとうございます。帯の下に似顔絵を描いてくださっている。うれしいなぁ。前にも書いたが、遊び心あるうらやましい本だ。パラパラとめくりながら目に入ってくるページの視覚感触がとてもいいのだ。味のある絵、字が書ける岡崎さんがうらやましい。編集の石原さんは、「仕事のできる人」オーラ出まくりという感じの方だし、お二人の絶妙なコラボだと思う。

気まぐれ古書店紀行

気まぐれ古書店紀行


来週はトークショーです。アドリブ力全開でいきますので、ぜひご来場ください。古本などに関する質問にどんどん答えていきます。さらに、書肆アクセス店長畠中さんの「起きたら服に草がついてたのー」発言の真相や、ハルミンさんの「猫ストーカー秘話」などにも迫ります。ゲストもサインするので会場で買うか、持ってきてください。当日発売の「WiLL」最新号も販売します。気楽に来てくださいね。

『早稲田古本屋日録』刊行記念トークショー
向井透史の「昼なのにディナーショー〜美女と野獣〜」
2月25日(土)2;00〜
会場 古本酒場コクテイル http://koenji-cocktail.com/
ゲスト 畠中理恵子書肆アクセス店長)/浅生ハルミンイラストレーター)