雨の音が会場に佇む日

本日発売の「編集会議」4月号の連載「本棚を、見に行こう。」(毎号、古本屋が紹介されているのです)にて古書現世が紹介されています。ライターの北條さん、本当にありがとうございました。本の宣伝までしていただいて。うちの猫、ノラがお店を紹介するという楽しい文章です。自分、前からこのコーナーは見ていましたが、「自分には絶対オファーこないよな」と思っていたのでうれしいです(あの件です。わかる人にはわかりますよね・笑)。


さぁ、今日の日記。雨がジャブジャブ。途中で帰りたくなる(早いだろ、それは)。朝9時にBIGBOX到着。シートをはずして棚上のストックを机の下に。棚を直して9時半に共同作業。備品類などを出して、お金の計算など。10時開店。その後、だんだん人が多くなるも、こまかいなぁ。某書店さん、「イナバウアー!」と叫び背中を反らせて、腰を痛める。なにやってるんだよ・・・。


1時の休憩、文化放送の方が来場。2階の喫茶店〈パピエ〉で打ち合わせ。後半、リアル書店で『早稲田古本屋日録』が、探しづらいという話が。紹介しても書店で見つけづらいというのは、ちょっと困るという面もあるだろう。これは他でも言えることだとは思うが、マスコミや、有名人に紹介してほしいと擦り寄る行為というのは山ほどあると思うのだが、その時には、「紹介される側」にも覚悟というか、そういうものが問われるというのは、気持ちの中に持っていなくてはいけないんですよね・・・。いろいろと、古本祭のときの広報活動なども含めて考えさせられる。


岡崎さんが来場。「よろしくお願いします」と挨拶する。最近、岡崎さんの近くにいる機会が多いが、ゆっくり話す機会があまりない。無念。内藤研さんが来場。先日、杉作映画のオールナイト上映があったそう。その時の出演者数人によるカラオケに行った話を聞く。なんていうか、濃くてやばすぎ。


夕方は忙しかった。雨、止んだと思ったらまた大降りに。微かに泥の匂いがする。閉店時間になり、雨の、長い一日が終わった。後半のびて、良くはないけど、ため息つくぐらいですむ売り上げにはなった(笑)。明日は晴れるかな。よろしく。


ポプラ社さんのメルマガ「ポプラビーチニュース」で『早稲田古本屋日録』をご紹介いただきました。ありがとうございます。東京堂書店の売り上げランキングでは、初登場5位でした。置いていない店も多いというのに(笑)。「古本屋」って文字のおかげかしら。